TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) (2018-10-03)売り上げランキング: 3,203
シーズン2から2年後。
生存するアマゾンは、遥と仁さん二人だけになっていた。
4Cの残りに(黒崎さんお元気そうでなによりですww 札森さん髪形が地味に派手になって驚きました)追いつめられる遥。で、美月がかばって…。
まぁ、このあたりはどうしようもないんだろうな。美月だから。でも、そもそも4Cにいないと遥に会えない、って極端な選択だったよね。
湖に落ちた二人は、謎の白装束の集団に助けられる。
めちゃくちゃうさんくさい集団。
なんか宗教くさい。そして数人の大人以外皆若い。養護施設?な感じか、って思っていたら一人がお金持ちっぽいのにつれていかれる。その前に妙な儀式して。って、そこにいるのは、仁さんじゃないの???
結局、それは<アマゾン畜産化計画>で食料としてアマゾンを飼育しようとしていたわけだ。
食われる存在が、食う存在になる。
っていうのをやりたかったんだろうけど、食料不足にそなえてみたいな表現もあったけど、だったら人間体で育成する必要がそもそもないと思うんだけどね。つか、普通にエロ&変態の欲求を満たすためだよね。ま、計画を進めているのが局長だから、お察しってかんじではあるのだけどね。
駆除班は元のメンバー(?)に戻って、マモルの死をしっかり受け止めて地に足がついてる感じでよかった。
とはいえ、アマゾンが暴走されたら戦うしかないわけだ。
遥は、人を食べたアマゾンと食べてないアマゾンを区別しようとしているけど、それは傲慢だよねって思うのである。うん。シーズン1からずっと、遥に対するいら立ちはなんなんだって思っていたけれど、ようやくわかった。彼は傲慢なのだ。すべてを救いたい、っていうのは結局誰のことも愛してはいないってことと同じなのだ。
よしながふみの「愛すべき女たち」の中で、誰にも常に優しい女性が、愛するということは誰かを特別にすることで、自分はそれができない、って話があったけど、それに近いよね。
結局一人の暴走によって施設は崩壊する。
施設長の変身は恰好よかったんだけど、なぜ彼がアマゾンになれるのかは、謎だったね。
まぁ、多分仁さんと同じなんだろうけど。ってことは、アマゾン細胞は残っているってことか。だったら、施設に仁さんをとらえて彼から培養することない気もするけど。って、仁さんから培養すると、とりあえず草食のアマゾンになるのか??
ま、どっちにしろ、食料としてはあまりにもコスパ悪すぎだし、だったら言葉とかそういうものを教える必要性もない。…やっぱり変態用だったんだろうね。か、遥を迷わせるためか。
そして、仁さんと遥の一騎打ちになる。
つか、その前に倒された施設長を見て「人を殺したな」って激怒していたが、それは君が守ろうとしているアマゾンたちを殺そうとしていたやつだぜ、とつっこみ。
本当に目の前のことしかわからない遥。
…仁さん<落涙
仁さんが素晴らしいのは、七羽さんにはいつだって笑顔を見せていたことだ。
もうそれだけで、尊敬に値するよ。
美月の選択は、災いの種にしかならないと思うんだけど、まあ彼女だから仕方ない。
遥が傲慢であるとすれば、美月は、無責任なんだろう。
そして、高笑いの怜華さま。なんか、真のラスボスは彼女だった気がするよ。
シリーズの結末としては、ちょっと甘かったなと思います。
この前も書いたけど、仁さんの前日譚希望。
そーいうのがないと、なんか仁さんが救われない気がするよ<涙