*読書記録*

読書記録、日々徒然。映画&ゲームもあります。
あたりまえですが、無断転載禁止ですよ。
と、コミュニケーションの取れないコメント&宣伝目的のトラクバック&ステマは内容問わず削除させていただきますm(__)m
Copyright (C) 2000-2018 檀 All rights reserved.
藤本ひとみ 「バスティーユの陰謀」
バスティーユの陰謀
バスティーユの陰謀
 市民側から見たフランス革命。
 うむ、続けて読むと、似たよーなのが鼻につくのは仕方ないか。享楽的に生きてきた主人公が、純粋な少年に出会って変わっていくあたりが、上手い。でもって、ラストも。
 司馬遼太郎はでっかい常緑の木のような歴史小説だけど、藤本ひとみの歴史小説は花を愛でる木って感じがするな。
* by * 11:53 * 歴史 * comments(0) * trackbacks(0) *
藤本ひとみ 「ウィーンの密使―フランス革命秘話」
ウィーンの密使―フランス革命秘話
ウィーンの密使―フランス革命秘話
 オーストリアから使わされた主人公が、マリー・アントワネットの側からフランス革命を見る話。
 この主人公が魅力的。頭がよくて、行動力もあって、女にだらしない(笑) このバランスが絶妙で、途中のくすっと笑わせてるような部分が効果的になっている。
 結局、時代を読めず、自己を変えるということに思いいたることが出来なかったアントワネットの悲劇が、主人公の臍を噛む思いとシンクロさせている辺りは、上手いなぁと思う。
 しかし、ここで終りですか??
 なんか、途中でぶちきったような終り方してるんですけど…。
 そこんところは、すごい不満です。うん。
* by * 11:17 * 歴史 * comments(0) * trackbacks(0) *
塩野七生「ルネサンス傑作集 海の都の物語 上」
塩野七生ルネサンス著作集〈4〉― 海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈上〉
塩野七生ルネサンス著作集〈4〉― 海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈上〉
 ルネサンス傑作集の4巻。「海の都の物語」の上だけなんだが、まぁ終りに後書きもあったので、これだけで1カウントにしますです(苦笑)
 ヴェネチアを水の都ではなく、「海の都」と言っただけで塩野七生はすごいと思う。ようするにヴェネチアの歴史を、追っていくのだけどただ単に歴史を書くというより、その時代の人物、いや匂いが、感じられる。
 と、人の性格っていうのは環境の与えるものが多くて、それは長年堆積していくうちに「地域性」てことになっていくんだろうな。今更だけど。
* by * 16:13 * 歴史 * comments(0) * trackbacks(0) *
藤本 ひとみ 「ブルボンの封印」
ブルボンの封印〈上〉
ブルボンの封印〈下〉

ブルボンの封印〈上〉
 ルイ14世統治時のフランスを舞台にした波乱万丈の物語。いやあ、藤本ひとみは面白いねぇ。欠点をあげれば色々あるんだろうけど、勢いっていうかパワーがある。
 しかし、まぁはっきり言って「鉄仮面」の話なんだけど、ディカプリオの「仮面の男」はミスキャストだよな。っていうのを、読みながらずっと思ってた(爆)
* by * 15:35 * 歴史 * comments(0) * trackbacks(0) *
藤本ひとみ 「暗殺者ロレンザッチョ」
暗殺者ロレンザッチョ
 16世紀、フィレンッチェの大公を暗殺した青年の独白。ても、逃亡してきたフランス宮廷の愛憎劇に巻き込まれ、その中での独白なんだけど。独白に至る王妃や愛人などのかけひきは、藤本ひとみ節炸裂って感じだ。
 生まれや時代にせいで、自分の才能とかそういうものとは全く関係ない部分で、自分を無価値に貶めている社会に対する復讐っていうのは、わかるような気がするけど、小物だねっても思う。うん、チェーザレ・ボルジア読んだ後じゃなきゃ、もうちょっとロマンを感じたかもしれないけど、タイミングが悪かった。
 とはいえ、藤本ひとみは面白いよな。
* by * 15:16 * 歴史 * comments(0) * trackbacks(0) *
塩野七生 「ルネサンスの女たち ルネサンス著作集2」
塩野七生ルネサンス著作集〈2〉― ルネサンスの女たち

 ルネサンス期を生きた4人の女の話。ルネサンス期、女性は政略結婚の道具とされていたけれど、その後の中世に比べると自由だし人間的に扱われていたようだ。その中で2人は政治家として手腕をふるい、2人は運命に流されて行く。対照的な女性を描きながら、ルネサンスの光と陰を描く手法は、うまい。
 歴史家が女性を描くのは、どうしてもその周りの男性を描かなければ語れないから。女性を描きながら、実は男性を描いているというのは、上手く言い当ててるなと思う。
* by * 15:17 * 歴史 * comments(0) * trackbacks(0) *
塩野七生 「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 ルネサンス著作集3」
塩野七生ルネサンス著作集〈3〉― チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
塩野七生ルネサンス著作集〈3〉― チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
 昔文庫で読んだのだけど、今回著作集ってことで出たので買う。シリーズものは全部揃えたいという困った衝動があるのだ。やっぱりいい。最高だ。法皇の息子として生まれ、枢機卿にまで登りながら「イタリア統一」の野望にかけたチェザーレ。生涯自分を弁解することはなく、行動のみで自己を体現していた。こういう男に私は弱い。ま、後世「毒を盛る男」として稀代の悪人みたいに言われているチェーザレだけど、自分自身に忠実だった、純粋だったのだろうと思う。少なくとも塩野七生はそういう風にかいている。冷静なタッチがかえってチェザーレの情熱を浮かび上がらせている。まさに蒼い炎。
* by * 15:32 * 歴史 * comments(0) * trackbacks(0) *
塩野七生「ルネサンスとは何であったのか」

◆塩野七生「ルネサンスとは何であったのか」
 塩野七生のルネサンス著作集の1巻。今後、チェザーレボルジアとか海の都の物語とかも、この枠で発刊していくようだ。で、ルネサンスをイタリアの歳で語る形式をとっているが、一口にイタリアっていっても都市によって全く違うという、まぁ当たり前のことを改めて実感する。と、同時にルネサンスと宗教改革の違いを、やっと理解できた。今までの価値観が崩れ何を信じればいいのか混乱していたルネサンス。今の時代と似てるかもしれない。
* by * 21:43 * 歴史 * comments(0) * trackbacks(0) *
***
Google




芭蕉を偲びて ←いちおしです。
friends
**Ciel Bleu**
最強読書サイトです。

にほんブログ村 本ブログへ



Search
Material by web*citron
<< * TOP *
New Entry
Recent Trackback
Recent Comment
Link
Category
Archive
Calendar
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>
Profile
Others

<< * TOP *