*読書記録*

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最相葉月【青いバラ】
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◆最相葉月「青いバラ」

 「絶対音感」の最相葉月のノンフィクション。
 
 ひとつの問いかけに始まり、終わる。
 つまり「本当に青いバラがあったとして、美しいと思いますか」
 遺伝子操作により、青いバラが誕生するかもしれないと言われはじめた頃、その問いかけによって、彼女はバラの育種という迷宮にはいりこむ。
 読んでいて、ずっと眠れる森の美女のイメージがつきまとっていた。青いバラは、果てしない茨の向こうの高い塔の中でひっそりと眠っている…。
 基本的に、ロマンチストなんだと思う、最相葉月。
 そして、もうひとりのロマンチスト、日本のバラの名品をいくつも誕生させたミスターローズ、鈴木省三。
 老いて、床に伏せがちの鈴木を最相が訪ねて話を聞くという形で進む。まるで、「モリー先生との火曜日」のようだと思いつつ読んでいた。

 それにしても、考えてみたら戦争中、バラは敵国の花だったのだ。
 つまり、バラがまともに育てられるようになって、まだ60年ぐらいなのだ。そして、戦争中もこっそりとバラを守り育てていた人がいて、そういう人がいたからこその今日なのだ。
 これがロマンでなくてなになのだ。

 最相葉月は、青いバラを語ることで、鈴木省三を語りたかったのだ。
 バラに魅せられた、とんでもないロマンチストの話を。

 文中に「聖火」というバラの話が出てくる。



 この写真だとわかりにくいが、花弁の先はピンクで根本が白いバラだ。蕾ですくっとたっていると、本当に炎のように見える。
 昔、うちの家にあった。
 うちの市で開催されたバラ展で買って、大事に育てていた。花が咲くと母と、その美しさに見惚れていた。
 読んでいて、その記憶がとても鮮明に浮かんできた。
 こんな優しい綺麗な思い出をくれた人なのだと思うと、胸が熱くなった。
 鈴木省三さん、どうもありがとうm(__)m

 バラ展は、毎年開催されている。
 今年は、母と一緒にいってみようかと、思う今日この頃。
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