*読書記録*

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たら本第32回「ねこ・ネコ・猫の本」  【スティーブン・キング「ペット・セマタリー」】
ペット・セマタリー〈上〉 ペット・セマタリー〈下〉

 たら本第32回、主催は「柊舎の書庫」むつぞーさん。お題は「ねこ・ネコ・猫の本」

猫と本あるいは猫と文学…というのは、とっても似合うとおもいませんか?
時に愛らしく、時にふてぶてしく、身近な存在でありながらミステリアスな雰囲気をもつ猫。
多くの作家達にも愛された猫は、いろんな本に登場していると思います。
そんな猫が出てくるお気に入りの本を教えて下さい。


 なので、スティーブン・キング「ペットセマタリー」
 映画化もされてます。
 息子が大事にしていた猫が死んで、禁断の地に埋葬した。すると猫は、再び家にもどっきた。恐ろしい存在となって…。
 多分、これはジェイコブズの「猿の手」が根底にあるのだと思う。というと、ネタバレのようだが、キングなのでネタがわかってても、面白いし怖い。その重要な要素となるのが、猫の存在。けれど、憎みきることのできない猫なのだ。
 キングは猫が好きなのだろう。とにかく、よく猫がでてくる。
 そして、そんな猫好きだから、猫の存在がただ怖い、不気味というのではなく、あわれがある。
 鍋島の化け猫の話とは、えらい違いだ。

 と、大和和紀「影のイゾルデ」
 これは、大和和紀による「レベッカ」といえるだろう。けれど、舞台がニューオリンズ。だからなのだろうか、けだるさと廃頽と耽美に満ちている。(「エンゼル・ハート」のオカルト的な舞台はニューオリンズだった。そういう土地柄なのかも)
 その中に、影のように存在する、黒猫。
 美しくしなやかで、残酷。あまりの気高さに、無条件にひれ伏してしまいたくなる。
 そんな猫。

 そう、猫は、かわいらしさで人間を手中にしたのではない。
 本当は、その残酷さ、美しさ、移り身の速さで、人を虜にしてきたのだ。可愛い仕草や表情を見せ、甘えてくるようだけど、それはかりそめ。それは一瞬で変わる。
 猫は、猫だけの時間を生きている。
 猫に、昨日はない。その瞬間だけに、生きている。

 ああだから、「夏への扉」は猫なのだ。猫でなければならなかった。
 犬は「今」に存在する。扉の向こうへ行くことはない。猫は、明日だろうが、夏へのだろうが、扉をするっと通り抜ける。抜けることが出来る。
 猫は、偉大だ。
 
 最後に、普通に可愛い猫に会いたい方に。
 岩合さんの本は、10000%猫への愛情に溢れてます。も、この表紙みただけで、顔がへらっとしてしまいます。
 かあいいよぉ。
きょうも、いいネコに出会えた
* by * 21:54 * たら本 * comments(8) * trackbacks(7) *
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>菊花さん
私も最初タイトルが覚えられませんでした。
セマタリー、セメタリー、セタマリー、以後続く…。
でもって、墓場っていう意味なんだけど、子供がスペルを間違えて書いてるっていうので、そのまま間違ったタイトルになってるそうです。
…余計混乱します。

キングはいいですよ。
っても私の好きなのは「デッドゾーン」と「ファイアースターター」なので邪道なのかもねww
* 檀 * 2007/04/05 9:10 PM *

>スティーブン・キング「ペットセマタリー」
随分前から友人に「是非読め」と勧められている本です。
が、まだ脳内積読状態(笑)
実は最初にタイトルを聞いたとき
「ペット・攻めたりー」って聞こえて、
「???」となった思い出も。
* 菊花 * 2007/04/04 11:15 PM *

>四季さん
「ネコがよろこぶ“ゴロゴロ”のツボ」ですね。でも実は、あれ買ってないの。コンビニで立ち読みですませてしまいました。
「ペットセマタリー」そんなに怖くないですって。
って、もう鈍化してるのかもしれないww
でも、私も「クージョ」が怖くて読めません
* 檀 * 2007/04/04 8:52 PM *

>LINさん
「影のイゾルデ」すっごいいいですよ。
ま、大和和紀の漫画は、どれもいいんですが。私は、彼女のダークな作品が好きなのもあって(お気に入りは「KILLA」と「薔薇子爵」)余計好きなのかもしれません。

猫科の動物って、小さい頃ってやっぱりネコっぽいですよね。
でもイヌ科の動物の小さい頃がワンコっぽいってわけじゃない。
ちょっと反語っぽいですが、ネコの野生っていうものが、猫科のDNAにしぶとくあるんでしょう。で、そういうところがいいの。

岩合さんって本当にネコへの愛に溢れてていいですよね。
コンプリートしたいと思ってるんですけどねぇww
* 檀 * 2007/04/04 8:50 PM *

>むつぞーさん
はい初心者なので不安ですが、次回がんばります。
「夏への扉」
なんかつらつら考えてて、あれが犬だったら…だめじゃん話にならないじゃん、って思ったわけです。
ま、反対に「オズの魔法使い」はワンコじゃないと駄目なんだろうけど。
猫は、いいですよねぇ。
* 檀 * 2007/04/04 8:30 PM *

以前、坂本美雨さんの本でしたっけ?
可愛い猫本があるって教えて下さったじゃないですか。
あれが出るのかな〜となんとなく思ってたんですが
なんと「ペットセマタリー」とは!
こ、怖くて読めないんですよぅ、コレ。
でもやっぱり面白いんですね。キングですものね。

そして「夏への扉」。
確かに猫は偉大ですね♪
* 四季 * 2007/04/04 5:04 PM *

ホラーが苦手なんですが、館ものが好きなので
『影のイゾルデ』めっちゃ、気になります。
>猫は、かわいらしさで人間を手中にしたのではない。
まったくです。
かわいいだけなら、犬だって兎だって豚だって
動物はみーんなかわいいわけですもの。
でも、猫族だけが醸し出すあの雰囲気。
小説で主人公になれるのも、ホラーにぴったりなのも猫だけ。
岩合さんは、最近、『ネコを撮る』という
初めての新書をお出しになったのですよね。
王様のブランチのブックコーナーで
特集してました。
* LIN * 2007/04/04 2:54 PM *

檀さん、おはようございます。
このたびはご参加ありがとうございした。
「夏への扉」が犬ではなく猫なのかの部分に、目からウロコの状態です。
猫は偉大ですね。
そして次回たらい、よろしくお願いします
* むつぞー * 2007/04/04 7:11 AM *










http://m-books.jugem.jp/trackback/932
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