2017.04.21 Friday ロバート・ゴダード【謀略の都】
謀略の都(上) 1919年三部作 1 (講談社文庫) posted with amazlet at 17.02.15 ロバート・ゴダード 講談社 (2017-01-13)売り上げランキング: 41,025 謀略の都(下) 1919年三部作 1 (講談社文庫) posted with amazlet at 17.02.15 ロバート・ゴダード 講談社 (2017-01-13)売り上げランキング: 73,340 第一次世界大戦後、講和条約締結の協議を行っているなか、イギリスの外交官が死亡した。 事故死といわれたが、彼の息子は真相究明にのりだす。 貴族の次男坊で、もと陸軍パイロットという経歴が生きてます。でもって、ジェイムズ・マクステッドで、マックスと呼ばれてるっていうのも、上手い。 あと周りのキャラもしぶいです。 さすが、ゴダード。 で、死の真相を知る過程で、マックスはドイツの伝説的スパイの存在を知るのだが…。 この辺から、話は急展開ですよ。 1919年三部作ってなっていたので、続くんだろうと思ってはいたけれど、こういう展開になろうとは。 とはいえ、こうもっていきたい、っていうのがちょっと無理矢理かなって思わないでもない。 まぁ、話の本筋かと思っていたことが、実は添え物だったってことはあることではあるのだけど。それはそれで、もうちょっとコントラストが欲しかったような。 ともあれ、次作が楽しみ。 JUGEMテーマ:読書 |