*読書記録*

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 新興宗教の教祖が死亡する。
 他殺か自殺か、混乱する捜査と、混乱する教団。
 デッカー家でも、ティーンエイジャーになった子供たちがそれぞれに悩みを抱えていた。

 教祖が死んだ=教団の暴走、ってなってるので、ちょっとそんなに極端なものなのかと感じたんだが、閉鎖的な教団って強調されてるから、アメリカではそういう図式になってるのかもしれない。
 にしても、物理学者から教祖になった男の論理とか、教義とか、難しかったですよ。
 まぁ。数学が行き着く先は、究極の抽象論で宗教っていうベクトルは、すごくよくかわったけどね。

 リナの息子たちも、それぞれ悩みを抱えてるんだけど…。
 友達で、父親が突然ユダヤの教えに目覚めて、娘を宗教学校に転校させて、っていうのがあって、宗教についてフラットになりきれない、でもそれをきちんと受け止めて行こうとしているケラーマンを感じたりしたのである。

 教えをきっちり守ろうとしているリナも、戒律で縛ろうとしている教団と、方向性は同じなのかもしれない。
 というのを、いや、リナは違うんですよ、というのではなく、それは誰にでも起こりえることであると、デッカーの主観で描きながら客観的にのべようとしている、まぁ、矛盾しているといえばそうなんだけど、それは誠実さであるといえると思う。

 そう。
 ここにあるのは、デッカーたちの誠実さなのだと思う。
 
 にしても、マージの決断には頭が下がりました。
 いやあ、最高に格好いいよ、マージ。




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