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皆川博子【伯林蝋人形館】
伯林蝋人形館 (文春文庫)
皆川 博子
文藝春秋
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 第1次世界大戦後のドイツを舞台にした、幻想小説。

 それまで信じていたもの全てが壊れ、経済も立ち行かなくなった中で、それでも人は、幻想にすがってまで生きていこうとするのか。
 1920年代のドイツは退廃的であったというが、結局それは八方ふさがりの中で逃げ場を求めた所以なのではないか。

 ということを、美麗な文章と確かな構成力で訴えてきます。
 
 主人公は、士官学校出で戦後ジゴロにまで身を落とした青年なのだけど、彼の死にたがってる姿はむしろ、生きようとあがいている姿のようにさえ思える。
 もっと、これは色々に仕掛けがあるので、目の前で見てるものが確かものであるとはいえないのだけどね。

 やっぱり、皆川博子はすごいです。
 なんというか、退廃を描いていても、瑞々しいのがすごい。




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出だしがきつい:伯林蝋人形館
伯林蝋人形館 (文春文庫)作者: 皆川 博子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/08/04メディア: 文庫 第二次大戦前夜のドイツを舞台にした、連作短篇形式のミステリ。 ミステリとしては、十分なレベルなのだが、人を選びそうな作品。
* 本読みの記録 * 2011/07/31 7:57 PM *
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