*読書記録*

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ケン・フォレット【大聖堂 果てしなき世界】
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 スパイ小説の重鎮、ケン・フォレットの歴史小説。
 「大聖堂」より、200年後の世界を舞台に、大聖堂建築をめぐる人間模様が鮮やかに描かれている。

 「大聖堂」が12世紀当時の土木技術への挑戦と宗教を描いていたのに対して、この「大聖堂 果てしなき世界」では、台頭してくる商人や吸引力を失っていく教会が描かれている。
 <絶対>を失った世界で、イングランドで一番高い塔を建てることを、どう意味つけるのか。

 信じていたものに裏切られ、身を守るために意にそわぬ選択をせざる得ず、またそれも砂上の楼閣のようにもろく崩れていくヒロイン。
 反対に、不幸な生い立ちながら、愛する男のためという一念を貫いていくもう一人のヒロイン。
 2人の対極のヒロインと、没落した貴族の子供として生まれ、建築家と騎士と正反対の生き方をする兄弟が、物語を極上のエンターテイメントに導いてくれている。

 フォレットの小説は、人物造詣がいつも素敵だが、これではそれが最大限に生かされてるように感じた。
 そう、前作のような建築技術の発展的な部分を求めると肩透かしをくらうし、前作で物足りなかった人が物語を作りあげていくという部分は、この上もなく満足させてくれる。

 これほど、最後のページを閉じるのが残念でならなかった物語はない。






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