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塩野七生【レパントの海戦】

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◆塩野七生「レパントの海戦」


 西欧VSトルコ三部作の三作目。

 戦争は血を流す政治で、政治は血を流さない戦争であると言ったのは、誰であったろう。(中略)
 レパントの海戦は、まずはじめに、
   血を流さない戦争
 があり、次いで
   血を流す政治
 とつづき、最後に再び、
   血を流さない戦争
 になって終った、歴史上の一事件であった。おそらく他の戦争がそうであったのと同じように。


 物語は、主にヴェネチアの監察官バルバリーゴを中心に語られる。
 なんといっても彼が魅力的なのだ。実直で、男気があり、聡明。塩野さんは、格好いいオヤジを書かせると右に出る人はいませんね。
 
 結局、レパントは西欧連合艦隊の勝利に終るのだけど、これはヴェネチア共和国の終焉を意味し、文明の中心が地中海から、内陸に移っていく。その流れは、すでに戦いの前から、始まっている。
 その胎動の様が、また上手い。
 歴史というものは、大河のようだなと思う。
 ヴェネチアは、決して大きな間違いを犯したわけじゃない。けれど、大きな流れの前には、なす術がない。主導権を引き渡すしかない。
 だから、人は儚い。

 最後の3行が、感涙ものでした。
 儚いけど、思いは残る。だから、明日も日が昇ると信じられる。
* by * 20:35 * 歴史 * comments(0) * trackbacks(0) *
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