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塩野七生【コンスタンティノープルの陥落】
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◆塩野七生「コンスタンティノープルの陥落」

 西欧VSトルコ帝国を描く3部作の1作目。

 東ローマ帝国の首都、コンスタンティノープルは若きスルタンによって落とされ、それによって東ローマ帝国は滅びた。
 と、歴史の教科書だと1行ですましてしまうが、塩野七生は丹念に人を描き壮大なロマン叙事詩に仕上げている。
 コンスタンティノープルの陥落について書かれた本、医者、海将、僧、そしてスルタンの小姓、などそれぞれ立場も年齢も状況も違う者が書いたそれらを元にして、誰もが主人公といえるスタンスで描かれている。どの人物の生き生きとしているから、読んでて気持ちがいい。
 そうだ。この作品の中に、悪人はいない。誰かを悪人にする、視点の歪みがない。過ぎ去った歴史を語る時、誰かを悪人とするなんて無意味でしかない。ただ、万象は過ぎ去る。それだけだ。

 最後の皇帝、コンスタンティヌスが地味な存在だけど、すごく光っていた。
 また、スルタンが渋い。
 塩野七生、多分こういう歴史の中に特出して生まれる荒神、みたいな存在に心ひかれるのだろうな。スルタンの小姓だった少年の目を通してのスルタンなので、抑え気味の筆になっていると感じたけれど。
 「あの街をください」
 のくだりは、鳥肌ものでした。
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