*読書記録*

読書記録、日々徒然。映画&ゲームもあります。
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と、コミュニケーションの取れないコメント&宣伝目的のトラクバック&ステマは内容問わず削除させていただきますm(__)m
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西尾維新【結物語】
結物語 (講談社BOX)
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 「100パーセント趣味で書かれた将来」

 って、箱にはってるぐらいなので。
 大学卒業した暦が語る物語。
 相変わらず、怪異がそばにあります。つか、それか、そこに就職ですか? しかも、その試験受かって。
 と、色々驚愕。

 まあそれでも無事に大学卒業できてよかったね、って思ってたら、暦くんをうちのめす一言。
 いやあ、ひどい。
 維新センセ、ひどすぎるww

 新キャラも色々いますが、なじみもでてきます。
 で、羽川がすごいことになっていて…。

 思えば、彼女は<否定>の人だったなと思うのである。
 決め台詞の「何でもは知らない。知ってることだけ知っている」ってまず、否定からはいるものね。
 「それはたまたま知っていただけよ、何でもは知らないわ」っていう風なものの言い方をする子だったら、猫やら虎にとらわれることなく、混乱する世界におりたつこともなく、わりと普通に生きることができたかもしれない。それこそ、普通に結婚して普通に子育てして、「おかあさんは、高校の頃すごい秀才だったのよ」なんて子供に言ってるような日常があったかもしれない。
 が、それを彼女は否定する。
 
 結局、そういうところが、暦が羽川じゃなくてひたぎを選んだ理由なんじゃないかと思うのである。
 
 で、なんだかんだと純真なひたぎは…。
 いやあ、可愛いです。
 も、安定の可愛さ。

 これも時期にアニメ化するんだろうけど、その際新キャラは、とんでもない大物をもってきていただけると色々楽しいと思うのだけどww
 無理か…。










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* by * 21:47 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
成田良悟【折原臨也と、喝采を】
折原臨也と、喝采を (電撃文庫)
成田 良悟 KADOKAWA (2016-10-08)売り上げランキング: 442


 珍しく、臨也が巻き込まれる話。
 っても、切っ掛けは巻き込まれなんだけど、最終的には彼がかき混ぜまくるというやっぱりな展開。

 舞台は、スタジアムで野球の観戦にきている臨也一行。
 似合わねぇ、って。と思ったけど、人間観察的観点だと、十分面白いらしい。確かに。
 
 で、臨也の存在が推測を生み、それが回って回ってぶっとぶ展開になるのである。
 さすが。
 こちらの想像の斜め上をいきます。

 とはいえ、相変わらず臨也は車椅子なので、行動範囲が狭い。
 なので、周りが行動を起こす。どうしても地味になるよね。
 まぁ、それでもきちんとラスボスの体を保ち続けるのだから、彼の存在感はすごい。
 
 で、なんとなく最終的に<いい話>な感じになったのが、不思議ww
 このまま、黄門さま御一行のようになっていくのか?って思うぐらいだよ。

 最後のおまけにくすっと笑ってしまった。
 渋谷の臨也は、ちゃんと彼の中に残っているんですね。

 いやあ、楽しかった。





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* by * 22:05 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
西尾維新【撫物語】
撫物語 <物語> (講談社BOX)
講談社 (2016-08-19)売り上げランキング: 1,180


 神様から、引きこもり中学生にシフトチェンジした撫子。
 彼女が<自我>を得る物語。
 
 まぁ、ぶっちゃけ<自我>というのは、自分の醜さや小ささや歪曲さと向き合い、同時に自分の可能性を信じるってことなんだろう。
 人間としてのバランスをとるといってもいいだろう。

 自分に向き合うことをしなかった撫子は、自身の式神を作ることで、暴力的に対峙することになる。
 
 ちょっとした瞬間に浮かびあがる、阿良々木くんへの思いが切なかったです。
 もう答えは出たし、何をどうしたって何も変わらない、それは理解して受け入れているのに、思いが胸を刺すのはとめられない。
 でも、それをきちんと痛いと思えることができるようになったことこそが、撫子の成長なんだよね。
 
 痛みなしに成長はありえない。
 
 彼女は、この先とんでもない大物になるのかもしれないね。







 

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* by * 21:44 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
恩田陸【夜の底は柔らかな幻】
夜の底は柔らかな幻 上 (文春文庫)
恩田 陸 文藝春秋 (2015-11-10)売り上げランキング: 94,559

夜の底は柔らかな幻 下 (文春文庫)
恩田 陸 文藝春秋 (2015-11-10)売り上げランキング: 126,323



 異能力者<在色者>のシリーズ。

 閉ざされた国、途鎖国に潜入した捜査官、実邦は、過去の因縁に向き合うことになる。

 入国管理官、葛城はCV子安武人、敵か味方か謎の青年、黒塚はCV浪川大輔、でずっと再生されてました。
 様々な事柄や、人物が絡み合って、物語は<神山>でのクライマックスを迎えるのだけど…。

 うむ。
 途鎖=土佐、らしいので、それっぽい描写がでてくるのだけど、それがかえって邪魔してるように思った。
 まあ、実際国を閉ざしてしまうってなると、高知以外だと無理なのかもしれないけれど。つか、高知でも無理じゃないかな。
 リアリティと、幻想の境界って難しいなと思うのである。

 つか、物語もそういうものである気がする。
 現実に生きることを選んだ実邦と、それを拒絶する元夫。
 簡単に二元化されているわけではないけれど、結局のところどちらかで生きるしかすべはなく、その選択が人を縛るものなのだろう。

 …アニメ化したら面白いと思うよ。





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* by * 19:36 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
西尾維新【業物語】
業物語 (講談社BOX)
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西尾 維新 VOFAN 講談社 売り上げランキング: 5


 キスショットがどうしてヴァンパイアになったか、と、火憐の修行と、翼の旅の話。

 で、どの話も忍が絡んでくるのだが。
 「業(わざ)」というより「業(ごう)」だと思うのだがね。
 
 一つの願いのために、何もかもを消失させた姫のそれは自分自身に妥協が出来ないという業なのだと思う。
 で、相容れないから、アヤカシにつけこまれる。
 まぁ、それを愚かだとは言わないけれど、優しくはない。とういか、美しさと優しさは、実際には相容れないものなのだと思った。

 火憐は、自分というワザを磨くために山にいくのだけど…。
 相変わらず、お気楽で暦の苦労が思いやるのである。
 でも、この子は芯が揺るがなくてすごいな。愚かだけど、決して考えることをあきらめない。
 歪んだ人間が多いシリーズの中で、この真っ直ぐさはまぶしいぐらいだ。

 そして、忍野に旅の話を語る翼。
 って、彼女も人間離れしてきてるのですけど。まさに業火にやかれてる感じなのだが。
 それも、好きな男とその彼女のために、って業が深すぎる。
 彼女は、斜めになってる欲張りなのだろう。

 うん。
 今回も面白かった。


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* by * 20:34 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
西尾維新【愚物語】
愚物語 (講談社BOX)
愚物語 (講談社BOX)
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西尾 維新 VOFAN 講談社 売り上げランキング: 112


 <物語>シリーズ。
 
 キャラのなかで愚か者筆頭の老倉育と、駿河、月火、それぞれのエピソード。

 相変わらず見事な歪みっぷりの育なのである。
 でも、ここまで歪んでしまったのは、暦に原因がないわけじゃない。彼のなんでも受け入れてしまう、優しさとも強さとも弱さともとれるそれが、育を歪ませている。というのを、彼女が実はきちんと自覚しているのが、切ない。
 ここまでくると、本当は暦のことが好きなのに、っていうような単純な話じゃなくなっている。
 でもって、たかが17,8歳の娘に、その複雑さ歪みを背負わせるむごさ。
 愚かというか、むごい話だよね。
 彼女が、暦のことが好きだと、自分を誤魔化すことが、欺くことができたらもっと楽に生きられるのに。
 にしても、彼女が転校していった先、というのが一番のオチになっているのがすごい。
 うん。新しい土地の中で、言語は思想に直結しているから、方言にまみれていっていつか楽になれたら、つか、きっとなれるだろうと願う。

 で、懸命に愚かであろうとする駿河。
 母の残した言葉を扇とたどっていくのだけど、扇の腹黒っぷりがひどい。で、暦だとするっと誘導されてしまうのだけど、意外と誘導されない駿河の賢しさ。
 実際、駿河は賢い。
 が、その表現の術を知らない。術を知らないことが、彼女の場合は愚かなのだ。
 とはいえ、彼女はこのままそういう狡い術を知らないまま、大人になっていくのだろう。

 そして、育と対極にいる愚かさの月火。
 月火の愚かさというか、単純さは、プラチナむかつきますww
 彼女の場合、それが他者に影響をあたえてしまうのが困る。撫子も月火との接触がなければ、教室でブチ切れるってこともなかっただろう。まぁ、結果的にはそれが撫子が撫子自身を得る、きっかけになったのだけれど。
 うむ。
 月火は、液体絆創膏なのか?
 傷に滅茶苦茶しみるけど、ちゃんと治してくれる、そういう存在なのだろうか。
 そう思うと、あの滅茶苦茶っぷりも仕方ないかと思えるのである。

 でも、結局はそういう愚か者に囲まれて、暦くんが苦労するんだよね。








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* by * 20:55 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
成田良悟【折原臨也と、夕焼けを】
折原臨也と、夕焼けを (電撃文庫)
成田良悟 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015-07-10)売り上げランキング: 14,140


 本編以降の臨也の話。
 
 静雄との死闘のあと、体はぼろぼろになったが作者曰く「池袋という呪縛から解き放たれた」臨也がリハビリと称してやりたい放題やってる。
 とはいえ、車椅子であるという設定が心憎い。

 呪縛から解き放たれたとはいえ、肉体は縛られている。だからこそ、彼は人を使う。
 池袋では、<情報>を使っていたけれど、ここでは明確に<人>を使っている。そして<人>は、誘蛾灯の誘惑に抗えないように臨也のもとに集まってしまう。

 結局のところ、臨也の魅力とは何なのか、という点を追及しようとして、別次元に飛ばされた。そういう物語なのだと思う。
 池袋の面々が臨也について語ってる幕間が、味わい深かった。
 うん。ドタチンが一番、本質がわかっているよね。

 ともあれ、人の中にある破壊衝動というか、破滅を求める心というか、落日を愛でる哀惜を、きれいに束ねてしまう臨也は歪み切っているけれど、確かに人間を愛しているのだろう。
 
 やっぱり、親の顔が見てみたいよww





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* by * 20:22 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
成田良悟【デュラララ!! 外伝!?】
デュラララ!! 外伝!? (電撃文庫)
成田良悟 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014-08-09)売り上げランキング: 40,837


 デュララの外伝。
 
 鍋したり、ニコニコしたり、成人式だったり、盛りだくさん。
 でもって、結局はセルティを新羅の惚気に行きつくのである。

 ホント、歪んだ愛の物語だよww

 とはいえ、透けて見えてくるのは、作者のこの作品への愛情だ。
 作者が自分の作品を愛しているのは当然といえはそうなのだろうけど、成田氏はそのあたりがものすごく素直なのだと感じる。だからこそ、セルティ&新羅のばかっぷるに行き着くのだろう。
 そして、一連のメディアミックスに対しても、それらを素直に恩恵を受け止めているのだろうなと…。

 恩恵を素直に受け止めるって、結構難しいことだと思うよ。
 
 つーことで、なぜか成田氏の度量の大きさに感銘を受けた外伝なのであった。
 うん。
 面白かった。









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* by * 21:04 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
西尾維新【終物語(下)】
終物語 (下) (講談社BOX)
西尾 維新 VOFAN 講談社 売り上げランキング: 15


 <物語>シリーズは、やはり暦の自我の物語であった。
 と、終わってから思い返せば、いたるところにそういうフラグというか、象徴はあったと思う。
 つか、そもそも高校生が自我を得るだけの物語なら、ここまで膨大な量にならなくてもよかろうと思うのだが、暦くんが壮大に自我をなくしていたのだから致し方あるまい。

 なくしていたというか、閉じ込めていたというべきか。
 
 過去のトラウマによって、幾重にも幾重にも包まれてしまったその薄紙を一枚一枚ヒロインたちがはがしていったということだろう。
 けれど最後の一枚を切り裂いたのは、忍野メメだった。
 「人は勝手に助かるだけ」と、メメはうそぶくけれど、助けてほしいという意思がないものには手を差し出せない。これだけの量の物語をかけて、暦は自分のために自分の手を差し出すことをようやく覚えたのだろう。

 個性が大事なんぞとよく言われているが、個性と自我は違う。
 そしてそれに気づいていない人がどれだけ多いことか。
 そんな目くらましを打破する暦の自我回復物語であった。





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* by * 21:15 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
成田良悟【デュラララ!!×13】


 歪んだ愛の結末。

 静雄と臨也の友達というだけで、充分変な人だったが、新羅の歪みこそがすべての元凶で結末でもある。という、多分おとぎ話の発祥は、こういう事柄だったのだろうなと思った。
 うん。
 物語は、愛というか、自分が他者とは違う存在であると気づくものなのだろう。

 だからこそ、静雄と臨也は戦い、帝人と正臣は対峙し、杏里は奔走する。
 拒絶することも、惹かれることも、相手が自分とは違うというただその一点から始まるのだ。

 なんだかんだと、皆、素直だったよね。
 格好つけて歪んであろうとしていたかもしれない。特に高校生たちは。そして、彼らは素直な自分たちで、そのままでいられる場所を自分の力でつかみ取ったのだろう。
 
 新羅が命をかけてセルティをつかみ取ったように。

 やっぱり、愛は偉大なのである。







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* by * 20:55 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
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