*読書記録*

読書記録、日々徒然。映画&ゲームもあります。
あたりまえですが、無断転載禁止ですよ。
と、コミュニケーションの取れないコメント&宣伝目的のトラクバック&ステマは内容問わず削除させていただきますm(__)m
Copyright (C) 2000-2020 檀 All rights reserved.
西尾維新【余物語】
余物語 (講談社BOX)
余物語 (講談社BOX)
posted with amazlet at 20.02.29
西尾 維新 講談社 売り上げランキング: 17,775


 大学生の暦と、余接の話。
 
 って、大学の先生に頼まれて、その自宅にいって…。
 なかなか無茶苦茶な展開なのだけど、まあ、このシリーズなので有りか。とはいえ、全く展開がよめない。つか、そもそも依頼した人間にさっさと確かめろよ、と思うのだが。

 まぁ、その辺がなんでもしょいこむ暦くんって所以なのだろう。

 で、非常に後味が悪いです。
 悪すぎて暦くんが心配。
 もうそれは、うっかり足を入れてしまった泥沼、いや、泥じゃなくて、重油の沼って感じがする。彼は、これをぬぐいきれることが、この先できるのだろうか?

 なので、撫子にバトンタッチ。
 まぁ、撫子も相変わらずといえばそうなので、そんなにすかっとする感じにはならないんだけどね。
 それでも、撫子の多分自己愛からくる強さは、暦の他者を救いたい弱さを凌駕しているので、それなりのところに着地するのだけどね。
 
 やっぱり、撫子は作者に愛されてるよねww

JUGEMテーマ:読書



* by * 10:06 * ファンタジー * comments(0) * - *
小野不由美【白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記】
白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)
小野 不由美 新潮社 売り上げランキング: 1


 最終巻。

 やーーーーっとだよぉ。
 一応結末としては満足。

 が、相変わらず泰麒は不憫なのである。
 まぁ、それも彼の性格を根底としていることだし、そういう行動をしたことに関して<北国の泰の人間の性質は>って理由づけされているといえばそうなのだけど。うん、あのチョイスしかなかったと思うけど、それを選んでしまった彼が不憫だ。
 そして揺るぎない驍宗さま。
 つか、李斎にしろ、全く揺るがない。
 揺るがない人間だらけなのだ。

 故の悲劇か。

 にしても、黒幕は何がしたかったんだ?
 
 陽子たちの物語が、この世界の仕組みや理を具現化するものであったのに対して、泰麒の物語は、この世界の在り方を覆すものであるように思う。
 王が神になり不老不死になるという永遠も可能な世界だけど、多分、この世界も永遠ではない。

 にしても、ちょっと出し惜しみされすぎて、もやもやしました。
 麒麟においての角の…。
 一体いつ頃から、だったんだ? 
 ま、その辺を考えながら再読すると面白いかも。

 次の短編集も楽しみだ。

 

 

JUGEMテーマ:読書



* by * 15:15 * ファンタジー * comments(0) * - *
小野不由美【白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記】
白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)
小野 不由美 新潮社 売り上げランキング: 2




 3巻の終わりで「ええええええ」ってなった続き。

 そして、物語は遅々として進まず。
 うん。
 いわば主人公二人が、動かないからな。でもって、手の内というか心の中を全く見せない。なかなかこれで書き進んでいくのはしんどいだろうな、とつい作者の苦労を思うのである。

 以下、4巻へ。





JUGEMテーマ:読書



* by * 14:59 * ファンタジー * comments(0) * - *
小野不由美【白銀の墟 玄の月 第ニ巻 十二国記】
白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)
小野 不由美 新潮社 (2019-10-12)売り上げランキング: 5


 泰麒が王宮に戻る。
 
 そこで、さらに混乱を極めている実情を目の当たりにするのである。
 阿選の目的ってこれから出てくるだろうけど、悪い予感しかしない。

 泰麒と分かれ驍宗を探す李斎。

 三権分立っていうけど、その三権がきちんと行われていなければ、国として成り立たないということを、ひたすら訴えてくる。十二国記の中で、色々な国の話があったけど、ここまで機能不全になっている話はなかったと思う。というか、混乱や暴動には誰かの思惑や意思が反映されていた。が、ここにはそれがない。ただ、機能不全になっているだけだ。
 
 ええい、
 さっさと、次の巻を!!
 
 となっているのである。
 
 泰麒も何思ってるのか、わからなくなってきたしねえ。
 そもそも、彼の空白の時間は、彼の中でどう処理されているのだろう?
 帰ってきた、で、こっちの世界のことを思い出した。が、向こうの世界であったことを忘れたわけじゃないだろう。「魔性の子」で語られていた彼の日常は、彼の精神を相当けずっているはずだ。
 そんな泰麒なので、ようするに、信用がないのだ。
 無条件に彼を信じることができない状況で、この行動。
 物語としては、上手い。上手すぎる。
 が、その分、なんとかしてくれって思う。

 そして…。
 いやあ、それはないでしょ。
 そんな、ばかな。
 
 と、愕然としているので、早く次巻をよませてください<切望






JUGEMテーマ:読書



* by * 10:42 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
小野不由美【白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記】
白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)
小野 不由美 新潮社 (2019-10-12)売り上げランキング: 4


 十二国記の新刊。

 ついに、泰麒が!!!

 って、前の話を結構忘れていて、ちょっと焦る。
 これから読む方は、復習されてから読むことをおすすめしますm(__)m

 泰は、貧困と混乱の中にある。
 泰麒を傷つけ、王を排した、阿選は国を統治しようとしていない。

 この訳の分からないさまが、延々と語られる。
 頼りは、泰麒の「王は生きている」という言葉だけなのだけど、角を切られた泰麒は王の居場所を探すことができない。というのが、とにかく歯がゆい。

 ついでに、泰麒は使役するものたちもなくしているので、無力極まりない。
 
 王を見つけて決着という塩梅にいきそうになくて、切ない。





 …イラストは…。
 入り口がアニメだったので、イメージが違っていてちょっとつらい。
 うーーん。






JUGEMテーマ:読書



* by * 10:26 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
恩田陸【八月は冷たい城】
八月は冷たい城 (講談社タイガ)
恩田 陸 講談社 売り上げランキング: 31,049


 少年サイドの話。
 <夏の城>にやってきた4人の少年を待っていたのは、首を折られた4本のヒマワリだった。

 7月とは違って、ここにいる意味が解っている少年たち。
 が、不穏因子があって、結局は世界が、小さくだったとしても、揺れ動くことになる。

 <真実>はかのように重い。

 にしても、最後の最後にうっそうとした緑に覆われて、人工のものが朽ちているというイメージはよくある。
 よくあるということは、わりと共通する夢想なのだろう。

 人は、緑を夢にみる。
 緑の中で、圧倒的な沈黙の中で、朽ちることを遺伝子レベルで求めているのかもしれない。






JUGEMテーマ:読書



* by * 21:02 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
恩田陸【七月に流れる花】
七月に流れる花 (講談社タイガ)
恩田 陸 講談社 売り上げランキング: 49,604


 季節外れの転校生は、呼ばれると必ず行かなければならない林間学校「夏の城」に招待された。
 古城で5人の少女たちの共同生活が始まる。

 「7月に流れる花」が少女サイドで、「8月は冷たい城」が少年サイドの話なので、両方読んでしまうと、そういうことなのね、って思うのだけど、とにかく謎が多い。
 転校生であるという条件というか立場が、これほど歯がゆいとは。
 それにしても、何もかも内緒にしなくてもいいんじゃないかと思うんだけどね。

 もう、何をどう書いてもネタバレそうになりそうなので、あれなんだけど、ようするに、様々な選択肢をつきつけられる物語なのだと思う。
 
 必ず行かなければならないとしても、やはり選択したのは彼女なのだ。
 そして、彼女は<知る>ことを選んだ。

 ようするにそういう話。





JUGEMテーマ:読書



* by * 20:50 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
恩田陸【EPITAPH東京 】
EPITAPH東京 (朝日文庫)
EPITAPH東京 (朝日文庫)
posted with amazlet at 18.08.15
恩田 陸 朝日新聞出版 (2018-04-06)売り上げランキング: 276,584


 東京を舞台にした戯曲<エピタフ東京>を書きあぐねている筆者は、吸血鬼だとなのる男と出会う。

 東京のあちこちを舞台に、というか題材にしているのだけど、どうも田舎者にはぴんとこない。
 多分、空気感がわからないからなんだろう。
 例えば、熱帯を舞台に、ってなれば、あのむっとするような暑い空気をいやでも感じる。が、東京にそういう特徴があるかといえば、ない。それをあえて文章化しようとしているのだけど…。
 東京の当たり前が、当たり前すぎて、それが当たり前じゃないのにはわからない。

 まぁ、わからないなってところが伝わってくるのは、文章力の確かさなんだろう。

 東京に限らず、世界中どこだって過去の死者の上に街はある。
 ただ、それに寄り添っているか押さえつけているかで、東京は後者のように感じだ。
 そのエネルギーが歪みを生んでいるような。

 だから、吸血鬼がいる。

 と、まるで恩田陸の目くらましをくらった気分なのだ。
 中の戯曲もそんな感じだったし、だまし絵の階段みたいな小説だった。






JUGEMテーマ:読書



* by * 16:06 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
西尾維新【宵物語】
宵物語 <物語> (講談社BOX)

 大学生になった暦。
 で、相変わらず巻き込まれる。というか、巻き込まれにいく。

 後輩から、友達の妹が行方不明だという話をきいて、探し始める。

 …物語シリーズは、ふいに生い立ちがどうしようもなくかわいそうな子がでてくるので、びびる。 
 でもって、それが子供ゆえに、自分の立場や境遇がひどいってことに気づいてないことが多くて、切ない。もっとも、気づいたところで、子供ゆえの無力さでどうにもできないのだけど。

 思えば、羽川ですら、あの家庭環境に甘んじていたわけだ。
 そして、それをどうにもできないジレンマに猫になり、打破するしかなかった。
 あの、聡明で行動力のある羽川ですらだ。

 暦の真っ直ぐさは、家庭の真っ直ぐさであり、そういう意味では、とても皮肉な話なのである。

 と、撫子の話。
 
 とりあえず順調に回復(?)してるようでよかったけど、相変わらずあぶなっかしい。
 まぁ、どうやらそれをちゃんと見守ろうとする人がいるというか、できたようで、よかった。
 って、多分これは、今後への伏線なんだろうな。
 ということは、…。
 あまり幸せな展開が予想できなくて、なんだか滅入るわ…。
 やれやれ。






JUGEMテーマ:読書



* by * 16:41 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
西尾維新【忍物語】
忍物語 (講談社BOX)
忍物語 (講談社BOX)
posted with amazlet at 17.08.16
西尾 維新 VOFAN 講談社 売り上げランキング: 85


 阿良々木暦の大学生時代の話。
 忍を吸血鬼にした、おおもとが絡んでくる。

 どうでもいいけど、直江津高校は読みにくい名前ばっかりだなww
 学校の先生は毎年うんざりであろうと…。
 
 と、斜め上は置いておいて、まぁこれはこれで一種のはぐらかしなんだろう。インパクトのありすぎる名前も、それが多数になると埋もれる。埋もれることでただの記号になる。が、自己主張する記号だ。
 なんといえばいいか。絵文字で使われるビックリマークみたいな。色が赤だったり、モーションで動いたり、ビックリマークであることは間違いないのに、へんに自己主張している。
 うん。そんな感じ。
 
 で、そういうものに振り回される暦。
 一応ちゃんと大学生はしてるみたいだけどね。

 で、思った。暦のへんなのは、人との距離感なのだ。
 多分彼の中には、他人に対する順列がない。
 つか、自分自身を含めてそれがない。
 
 だから、危ない。

 まぁ、この危なさがあるから物語になるのだろうけどね。

 ともあれ、忍ちゃんは可愛い。
 それにつきるww




JUGEMテーマ:読書



* by * 21:19 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
***
Google




芭蕉を偲びて ←いちおしです。
friends
**Ciel Bleu**
最強読書サイトです。

にほんブログ村 本ブログへ



Search
Material by web*citron
* TOP * >>
New Entry
Recent Trackback
Recent Comment
Link
Category
Archive
Calendar
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>
Profile
Others

* TOP * >>