*読書記録*

読書記録、日々徒然。映画&ゲームもあります。
あたりまえですが、無断転載禁止ですよ。
と、コミュニケーションの取れないコメント&宣伝目的のトラクバック&ステマは内容問わず削除させていただきますm(__)m
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ピアノスタイル 編【本当に役立つ! ピアノ練習法74】
本当に役立つ! ピアノ練習法74 17人の指導者が実践する最強のトレーニング (CD付き) (ピアノスタイル)
荒尾 岳児 伊賀 あゆみ 石井 愛二 稲岡 千架 上野 可那子 奥野 英子 黒岩 祐子 末永 匡 角 聖子 高木 ちほ 丹内 真弓 まついえつこ 松本 望 真仲 礼子 諸橋 玲奈 村上 隆 吉田 千佳子 リットーミュージック 売り上げランキング: 17,992


 いろんな人がやってる(?)練習法、とか指導法。

 この手のやつは、いろいろ出てるのだけどこれが一番役に立ったように思う。
 ようするに、誰かの一方的なものではなく、多方面からっていうのがよかったのだろう。
 うん。指の基礎的なことにしても、これとこれって結局同じことなんじゃないの?ってことをやり方を変えて出しているので、むしろそれの本質がわかる。

 ま、本番前には湯船の指をつけるな、とか、ちょっと???なものもないわけじゃないけどね。
 でも、それも人によっては、そういう感じ方をするんだ、って新たな認識を生むってことでは、貴重だったと思う。
 
 続も出てるそうなので、購入予定。
 あ、ただ付属のCD(あんまり必要ないと思うけど)を表紙の次のページにはりつけるのは、やめてほしいな。
 本が開きにくいから。
 あんまりなんで、そのページ切り取っちゃったよww




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* by * 21:00 * 音楽 * comments(0) * trackbacks(0) *
ゲルハルト・マンテル【楽譜を読むチカラ】
楽譜を読むチカラ
楽譜を読むチカラ
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ゲルハルト・マンテル 音楽之友社 (2011-11-12)売り上げランキング: 12819


 表紙には「音楽を学び、教える人の必読書! 自信を持って演奏したいのですが、どうしたらいいのかさっぱりわかりません! 自分の才能を最大限に発揮させるためには、どうしたらよいのでしょうか?」とあります。
 ま、ちょっとタイトルに難ありかも。
 一般的な読譜方法を想像すると、相当肩すかしをくらうと思う。

 ま、結局のところ大切なのは<感性>であると。
 
 とはいえ、この本のすごいところはそういう<感性>を言語化してるところだと思う。
 漠然と、まぁその方が素敵だから、音楽的だから、やってるクレッシェンドとか、リタルタンドとかに、明確な意図を与え、その意味を言語化しているのだからすごい。
 確かに、音楽に携わるものへの必読書であるかもしれない。
 
 …やっぱりタイトルと表紙で損してる気がするんだけどなぁ。





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* by * 20:25 * 音楽 * comments(0) * trackbacks(0) *
青柳いづみこ【音楽と文学の対位法】
音楽と文学の対位法 (中公文庫)
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 作曲家と同時代の文学者を比較した芸術論。

 *モールァルト
 *シューマン&ホフマン
 *ショパン&ハイネ
 *ワーグナー
 *ラヴェル&ルーセル
 *ドビュッシー&ランボー

 音楽は言語に縛られていると、常々思っていた。
 言語に縛られているからこそ、フランス人の曲はフランス的で、ドイツ人の曲はドイツ的でしかない。6ヶ国語以上を自由に操っていたというモーツァルトは、だからこそ無国籍の匂いに満ちいている。

 人は、言葉で考える。
 そして、音楽は思想であり、思いなのだ。

 毎度ながら、青柳いづみこの文は、明晰で潔い。
 と同時に、彼女の祖父がフランス文学者であったという、DNAというかもしくは環境が培った素地みたいなものが、見え隠れしていて、決して一朝一夕ではなしえない芸術の深淵を垣間見た気にもなった。

 にしても、もうちょっとマニアックな作曲家も取り上げてほしいですよ。
 ま、それじゃ売れないからだめなんだろうけどね。





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* by * 21:05 * 音楽 * comments(0) * trackbacks(0) *
三枝成彰【 大作曲家たちの履歴書】
大作曲家たちの履歴書(上) (中公文庫)
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大作曲家たちの履歴書(下) (中公文庫)
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 大作曲家の生涯を、多角的にでもさっくりと描いたエッセイ集というより学術書。

 取り上げている作曲家は、
 バッハ
 モーツァルト
 ベートーヴェン
 シューベルト 
 ベルリーオーズ
 メンデルスゾーン
 ショパン
 リスト
 ワーグナー(以上、上巻)
 ヴェルディ
 ブラームス
 チャイコフスキー
 フォーレ
 プッチーニ
 マーラー
 ドビュッシー
 R・シュトラウス
 シェーンベルグ
 ストラヴィンスキー(以上、下巻)

 雑誌掲載をまとめたということだが、バッハとモーツァルトは書き下ろしで、その二つが圧巻。
 この密度、クオリティーでいくのかと、覚悟して読んだら…。
 こういう並びにすると、やっぱり年代順、つか、音楽史的にならべざる得ないんだろうけど、それゆえにだいぶ損してるよね。

 にしても、まず、その作曲家の人生の概要があり、生きた時代のざっくりとした説明があり、ルーツがあり、そして人生にそったエピソードをならべていくという構成が、むしろ斬新で面白かった。
 ま、いちいち女性関係を問題視するのはどーかと思いましたけどねww

 と、結局のところ音楽家って、変人だよねってところに落ち着くところもどうかと。
 いや、確かに変人ばっかりだったんだろうけど、むしろ三枝氏自身が作曲家ってこういうものだから、どうか勘弁してくだいよ、って本の向こうで頭下げてる感じがしてしようがないんですけどね。

 と、「あとがき」がよい。
 西洋音楽がなにゆえにここまで世界的に広がったかというところを、とても的確に語っている。
 うん、フォーマット化っていうのは偉大なんですね。

 ともあれ、音楽に対して新しい視点を与えてくれる良書だと思います。はい。






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* by * 20:38 * 音楽 * comments(0) * trackbacks(0) *
青島広志【あなたも弾ける!ピアノ曲ガイド―青島広志のアナリーゼ付き】
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あなたも弾ける!ピアノ曲ガイド―青島広志のアナリーゼ付き!(amazon)

 難しい曲とか簡単な曲って、実はとーってもわかりにくい。
 自分にとって、難しいor簡単っていうのは、ある程度明確な線引きがある。が、これは他人には通じない。それは、レベルの低い高いにもかかわらない。

 ゆえに、こういうガイド本は結構役立つのである。
 
 テレビとかに一杯出ている青島広志氏によるガイド、ってことで結構期待したんだが。
 青島氏、話は面白い。作る曲も面白い(ブルーアイランド氏のシリーズ、とっても好きです) が、文章は…。
 ま、テレビで話してるそのまんまといえばそうなんだけどね。でも、文章と会話っていうのは違うもんだからさぁと私は思うのである。

 ともあれ、よく知ってるけど、実際にはよく知らない曲がいっぱいはいっていて参考になりました。
 発表会とかの曲選びの参考にとーーーってもなると思います。

 が「あなたも弾ける」っていうのは…。
 ま、練習すればなんでもそこそこは弾けるようになるもんなんだけどねww





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* by * 21:26 * 音楽 * comments(0) * trackbacks(0) *
花岡千春【ピアノを弾くということ】
(←楽天)【amazon】【bk1】


◆花岡千春「ピアノを弾くということ」




 サブタイトルが「ピアニストは八百屋さん?」で、帯には「むずかしく考えない。軽く考えない。本当にベーシックな演奏の手引き」とあります。

 …斉藤美奈子の「文章読本さん江」が、ぴきんと頭のなかで光ったよww
 まさに、音楽的「文章読本」
 毒にもならないが、薬にもならない。

 なんつーかね、この人独自の世界っていうものがないのよ。なんか、適当に流してるレッスンって感じがすごくする。先生、レッスンしてるけど心は別のところにいっちゃってるよ、って。レッスンなら、そこまで練習してこなかった自分が一番悪いんだけど、本という一歩通行的なものにおいて、こーいうのはどうなんだろうね。

 よくピアノ弾きはピアノの曲しか聞かなくて、それはダメ、っていうステレオな意見があるんだけど、やっぱりこれでもそういってます。まさに、文章読本的な切り口。
 いっそね、他の曲聞けよって言われるけど自分はピアノが最高の楽器だと思ってるし、他の楽器の音は萌えないから聞きたくねぇ、でも学習って意味じゃこれはダメなんだよね(苦笑)…ぐらいに書けば面白かったのになぁ。
 うん、表面的なことばかりで、この人の本質が全く見えてこない。
 ゆえに、この人のピアノ聞きたいとは全く思わない。

 演奏家の文章って、諸刃の剣だよな。
 青柳いずみこ舘野泉のような文章なら、演奏も聴きたいってすごく思うのに、これだと…。
 ま、文は体を表すっていうし、音も体を表すものだから、ね。

 やれやれ。



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* by * 21:05 * 音楽 * comments(0) * trackbacks(0) *
青柳いづみこ【ピアニストは指先で考える】
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◆青柳いづみこ「ピアニストは指先で考える」
 
 ピアニストで、エッセイストの青柳いづみこ氏のピアノについてのエッセイ。
 
 なかなか、とってもお勉強になります。
 最初に、タッチのことがでてるのだけど、かつては指を丸めて指先で叩くという奏法ばっかりだったのだけど、今は指を自然に伸ばして弾くという奏法もある。この場合、たいていどっちかだけを擁護する人が多いのだが、彼女は両方の利点をあげて、最適なのは両方の奏法の弾きわけという。
 この柔軟さは、貴重だ。
 だから、本書の中も専門的な話から、もっと素朴な話、ピアニストの話、などなど多岐にわたっている。その全体を彩っているのが、彼女の音楽への真摯な気持ちだ。
 なんか、彼女のピアノの音が聞こえてくるようなエッセイ。

 もっと評価されていい本だと思うんだけどなぁ。


* by * 16:24 * 音楽 * comments(0) * trackbacks(0) *
長峰和子【ピアニストのための音楽史】
「ピアニストのための音楽史」
 ピアニスト師弟系譜図、と銘打っているが、まったくもってその通りの内容。
 うーん、もっとリアル(?)なものを期待したのだけど、純粋にデーターだけでした。
 例えば、ショパン練習するなら、チェルニーじゃあだめで、やっぱりモシェコフスキーとかやらないといけないよね、でもって、コルトー版のショパンならまず大丈夫かな、って専門でやると普通に交わされる会話なんだが、ようするにそういうものの見方の為にある本…かな。
 たしかに、「系統」つーのは大事です。(もしくは、血統というべきかww)
* by * 22:42 * 音楽 * comments(0) * trackbacks(0) *
青柳いづみこ【翼のはえた指 評伝安川加寿子】
翼のはえた指―評伝安川加寿子
青柳 いづみこ
白水社
売り上げランキング: 196584

◆「翼のはえた指―評伝安川加寿子」
 秋にグレードを受けるつもりでいたので、その論文の為に読んだのだけど、弟子の書いた評伝というものはどうしても師をたたえる立場になってしまう。別に、称えるのが悪いと言うわけじゃないし、ピアニスト安川加寿子は称えられて当然の人なのだが、これを参考に論文を書けなんて、…私にはできない。
 安川加寿子の努力をおしまない姿、とくに晩年リュウマチと戦いながらの生き様は感動的だった。と、同時に彼女は、本当の天才だったのだと思った。
* by * 12:06 * 音楽 * comments(0) * trackbacks(0) *
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