*読書記録*

読書記録、日々徒然。映画&ゲームもあります。
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と、コミュニケーションの取れないコメント&宣伝目的のトラクバック&ステマは内容問わず削除させていただきますm(__)m
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古屋晋一 【ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム】
ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム
古屋晋一 春秋社 売り上げランキング: 594


 ま、ピアニストはなんであんなに指が動くんですかねぇっていうのを、脳科学の部分から探った1冊。
 
 面白かったですよ。
 結局のところ、アスリートが運動によって自身の体を変えて行くように、ピアニストは脳を変えて指の運動を可能にしてるってことなんだけど、漠然とわかっていたことが明確になったかな…。
 プロと素人を比較してっていうのが、よく出てたんだけど、その辺の線引きがちょっと曖昧ですっきりしない感はいなめないんですけどね。

 と、脳を育てる意味でも、やるんだったらピアノじゃないとダメ、と。電子ピアノじゃだめだよ、ってそこまでつっこんで欲しかったなぁ。
 タッチの微妙さを会得するからこそ、脳神経が増殖し素早い伝達経路ができる。だから、ただ指を動かすだけみたいな電子ピアノじゃ、そういう脳の発達はあんま期待できないよって。
 ま、それを書いてしまうと、メーカーから大ブーイングになるんでしょうかねぇ。

 ともあれ、次回作も期待してますm(__)m





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* by * 21:31 * 学術 * comments(0) * trackbacks(0) *
池谷裕二【脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?】
脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
池谷 裕二 祥伝社 売り上げランキング: 5545


 海馬の研究をしている池谷裕二氏が、雑誌に書いたコラムとそれにつけたしたものをまとめた1冊。
 *脳はなにかと記憶する
 *脳はなにかと疲れを溜める
 *脳はなにかと思い込む
 
 などなど、見出しがかなり面白い。
 
 でもって、脳っていろいろ不自由なんだなぁと思ったのである。
 池谷氏の講演を聞いたことがあるのだが、その中で死は「脳は孤独な器官だ」と語っていた。頭蓋骨に囲まれた暗い中で、じっとしている器官。何かを感じたりするのは全てからだの他の部位であって、脳はその情報を得ているだけだと。
 ゆえに、脳は思い込み、言い訳し、錯覚し、期待し、曖昧になる。
 なんと愛おしい、人間らしい器官なのだろう。

 と、全編を通して伝わってくるのは、池谷氏の脳への愛情だ。
 なんか、いい生き方してるんだなぁと、本編に関係ない感想をつい思ってしまうのであった。
 


 
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* by * 17:31 * 学術 * comments(0) * trackbacks(0) *
久保田競 宮井一郎【脳から見たリハビリ治療】
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◆久保田競 宮井一郎「脳から見たリハビリ治療ー脳卒中の麻痺を治す新しいリハビリの考え方」

 帯に「脳卒中の後遺症と闘う<すべての人>へ」とある。
 なんせ、「麻痺を治す新しいリハビリの考え方」だ。めっちゃ期待した。

 ……3年前に読んだ本の中の「脳にはダメージを受けたときのためにバックアップがある」というのとなんらかわらない。
 ただ、再生しないといわれている脳細胞だけれど、訓練によって、別の神経ルートができ、それによって機能が回復するというのを、動物実験によって証明した、っていうのが主旨みたい。
 うーーん。
 期待はずれ。
 全体的に、何かのシンポジウムか、学会かで、発表したものをそのまま本にしたっぽいので、文章もやたら読みにくい。
 全然、闘うすべての人へ、にはなってないと思います。

 ま、それでも、最近倒れて医者から回復しないって言われた人には、光明になることだと思う。
* by * 20:15 * 学術 * comments(0) * trackbacks(0) *
山田規畝子【壊れた脳 生存する知】
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◆山田規畝子「壊れた脳 生存する知」

 三度の脳卒中から、高次脳機能障害になった著者。医者であった彼女が、患者となり、見つめた高次脳機能障害の奇妙な世界。

 テレビで何度も取り上げられているし、最近ではドラマにもなったので、全く知りませんという方の方が少ないだろう。でもって、私は旦那が倒れてしばらくして、買って読んでいたのだが、なぜか読書記録をつけていなかった。この記録は、自分が何を読んでいるかというのを書き付けておくのが一番の目的なので(家が狭くて本を並べて収納することができないから、同じ本を買う可能性をへらすため)読んだけど、書いてないっていうのは自分の中でのルール違反。一体、なんで書かなかったんだろう??
 と、思いつつぱらぱらめくってみて思い出した。言語聴覚士の先生に貸していたのだ。読んですぐは、なんかあまりにも身につまされて、書くに書けなくて、そのうち言語聴覚士の先生に貸してしまって、そのまま放置になっていた。
 おおお、思い出すもんだな。

 と、話がそれたが。
 これはものすごい本なのだ。いかに努力することで、人間の知は甦るか、それの証明なのだ。この山田氏の不屈の力には、本当に頭が下がる。そして、医者であるが故の、冷静な視点。ただ歎いているだけの闘病記などが多いなか、これだけ自分の状態を客観的に語れるというのは、すごい。
 だから、これはむしろ学術書なのだと思う。
 実際、旦那のリハビリに関して、一番参考になったのがこれだった。

 それにしても、脳卒中は最初の病院であとのことに大きな差がでるものだと、つくづく思う。実際、脳卒中になって、専門病院に入った人と、そうでない病院にはいった人では、後遺症の残り方が全然違うという統計が出ているそうだ。
 山田氏が高次脳機能障害になった1998年はまだまだ認知度が低かったのだろうが、それでも術後2日後に身体を起こしてそのまま見ていなかったり、高次脳機能障害について、全く無知であったりするものだろうか。
 旦那は、身体を起こすまでに2週間ぐらいかかった。そして、起こした状態で誰も見ていないということは絶対になかった。
 なんか、山田氏は病院に恵まれてなかったのかなぁと思うのである。
 ともあれ、これを読んでいたお陰で、リハビリ専門病院にはいってすぐに行ったテストも「これは視野狭窄がおこってないかのテストなんだな」とか「形の認知のテストなんだな」とやってることの理解がよくできた。もっとも、先生からはそういう説明はなかったけど。つか、なんで説明しないのかな、と今でも思う。
 リハビリって結構子供の遊びみたいなことをやらされる。それはそれでちゃんと意味があるのだけど、その意味のところの説明がないから、嫌な気分になることが多いんじゃないだろうか。

 と、本の話とどんどんずれていくが…ww
 ああ、2作目「それでも脳は学習する」で文章がひどいなと思ったんだが、きっとこっちに他の手がはいってたんだろう。旦那も訓練で日記を書いてたとき、先生の手がはいっていた始めの方が文がきちんとしている。旦那が100%書き出すと、なんじゃらほい?って感じになったもんね。
 でも、失語症があってこれだけの量がかけるのは、本当にすごいっす。
* by * 10:19 * 学術 * comments(0) * trackbacks(2) *
皆川ゆか【評伝シャア・アズナブル】
評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 上巻
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評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 下巻
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◆「評伝シャア・アズナブル《赤い彗星》の軌跡」

 シャア・アズナブルの言葉から彼の人生を論じた、真面目な評論。
 ゆえに、学術にカテゴリーしましたww

 ともあれ、すでに語りつくされた感もあるシャアなのだが、それをあえて語ることの難しさ。でもって、冷静さを保ったままでいるあたりも、感心いたしました。
 
 フィクションの人間を、まるで実在の人のように語ることを、ヘンだと見る人も多いのだろう。けれど、愛はフィクションだろが、実在だろうが、そういうことは不問なのだ。
 だいたい、坂本竜馬を云々と語る人だって、それは伝わっている坂本竜馬のことだけで、それが100%真実だとは誰にもわかるものではない。
 坂本竜馬を例に出したのは、偏愛している人が多いからだ。そしてそういう人と、シャアを偏愛する者は、根本的になんら変わるものはない。

 話がそれた。
 
 それにしても、やはりここでもクワトロ・バジーナ時代は不評なのである。
 一番人間味があると私は思うんだがな。人間くさい、ヘタレなシャアが好きなんだが、そういうのはマニアックなのかww
 ともあれ、シャア好きは買うべし、読むべし。
 これを読まずして、シャアを語るべからずww
 
* by * 21:51 * 学術 * comments(0) * trackbacks(0) *
望月俊孝【幸せな宝地図であなたの夢がかなう】
幸せな宝地図であなたの夢がかなう―きっと! 今日から人生が変わる
◆「幸せな宝地図であなたの夢がかなう」

 コルクボードに、自分の夢とか欲しいものとか貼って、毎日毎日眺めていたらそれがかなうという、極端に言えばそれだけ。
 目標を常に意識するとか、何に対してもポジティブでいるっていうのは、確かに効果あるだろうし、それを具体的に表示していれば結果に繋がりやすいかもしれない。
 ってことで、私もやってるんだが(ww)とりあえず今回はカーテンをゲットした。
 うちのカーテンは、ごっつ古いし汚い。で、こないだ広告をちょきちょきして、くだんのボードに貼り付けておいた。
 今日、○○スコに行ったら、安くて綺麗で、欲しかったよーなカーテンがあった。しかも私は10%OFFのクーポンを握っていた。
 そんなのたまたまと思うのは簡単だが、こーいうのが積み重なって幸運がくるのだと私は信じたい。

 って、全然本の感想じゃないけど。
 しかもカテゴリーに苦しんで、学術になんてしちゃってるしww
 
 読み物としては、文が平易すぎて物足りないにつきる。
 最近、風水の本とかも読んでいるけど、皆、文が平易。まぁ、平易じゃなきゃ、実践できないだろうし、平易だからこそ売れるんだろう。
 やれやれ
* by * 21:19 * 学術 * comments(0) * trackbacks(0) *
日夏耿之介【吸血妖魅考】
吸血妖魅考(ちくま学芸文庫)モンタギュー・サマーズ著・日夏耿之介著

◆「吸血妖魅考」
 日夏氏を作者として出したが、正確にはモンタギュー・サマーズが書いた「ヨーロッパに於ける吸血鬼」と「吸血鬼−その同族と血縁」の2巻を元に翻訳された「吸血妖魅考」という本(初版昭和6年)と、日夏氏の「吸血鬼譚」をあわせて採用し編集したものだそうだ。
 なので、文庫なのにこの値段もいたしかたないかと…(汗)
 しかも、全編ほんど文語で旧仮名遣いである。読みにくいよ。
 が、これがロマンなのだ。
 
 世界中いたるところに、吸血鬼の伝説があり、吸血鬼とは彷徨える死者である、っていう共通性には正直寒気がした。それだけ血液っていうものは、大事なのか。で、医学的な根拠もほとんどなかった時代から、それを人間は本能で知っていたのだろうか。いや、吸血鬼が実在したからこそ、そう考えたのか…。
 カテゴリーにこまって、一応学術としたが、これほど様々に思いをめぐらせることのできる本はそうそうないだろう。
 すごく面白かった。
* by * 22:34 * 学術 * comments(0) * trackbacks(0) *
萩原裕子「脳にいどむ言語学」
脳にいどむ言語学
脳にいどむ言語学
 失語状態を具体例で示してるんだが、これがわかるようなわからないような…。えらく、ポイントがわからない本だった。が文法の解釈とかあって、むしろこれから必要になるのか?(苦笑)
* by * 15:29 * 学術 * comments(0) * trackbacks(0) *
山鳥 重 「ヒトはなぜことばを使えるのか」
ヒトはなぜことばを使えるか―脳と心のふしぎ  講談社現代新書
ヒトはなぜことばを使えるか―脳と心のふしぎ 講談社現代新書
 なんか、言語学とか失語症の権威の人らしいが、今まで読んだこの手のやつで一番つまらんかった。論点がはっきりしないんだよね。でもって、具体例を出してきてもそれが上手く使えてない。言語学と文章の上手い下手は無関係っつーことか。
* by * 15:41 * 学術 * comments(0) * trackbacks(0) *
上田敏 「目でみるリハビリテーション医学」
目でみるリハビリテーション医学
 実践的リハビリの本。写真や図解が多くて、わかりやすい。ただ、リハビリと広義なので、脳卒中からの麻痺だけじゃなく、事故やそのほかのリハビリにも同じ度合いで触れているので、実際関係あるページってなるととっても少なかった。
 まぁ、仕方あるまい。
* by * 15:16 * 学術 * comments(0) * trackbacks(0) *
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