*読書記録*

読書記録、日々徒然。映画&ゲームもあります。
あたりまえですが、無断転載禁止ですよ。
と、コミュニケーションの取れないコメント&宣伝目的のトラクバック&ステマは内容問わず削除させていただきますm(__)m
Copyright (C) 2000-2017 檀 All rights reserved.
今市子【百鬼夜行抄 17】
百鬼夜行抄 17 (朝日コミック文庫)
今 市子 朝日新聞出版 (2017-01-06)売り上げランキング: 574



 青嵐と律の関係が微妙になってきて、なんか切ない。

 そうだよね。
 律ももう大人だから、庇護はいらない。むしろ庇護を続けることは彼のためにならない。って、青嵐がそう思ってるとは思えないが、彼は彼で人間と一緒にいすぎて、妖としての無機質さが失われている。いや、俗っぽくなっているというべきか。

 人、だけじゃなく、存在するものすべては常に何かに影響され、影響していく。
 それが不幸であるか、幸福であるかは、とらえ方次第なのだろう。
 そう、目の前だけを見てそれが良しであるか悪であるかを判断するのは、早計なのだろう。

 ということで、なんかちょっと人を超越してしまった感のある開叔父さんがでてきてくれてご満悦。
 彼は、なんか視点が遠いというか、俯瞰してるよね。

 その在り方が、これからの律に影響を与えていくんじゃないかと、心ひそかに期待しているのである。
 うん。
 開おじさん、もっとだしてくれww





JUGEMテーマ:漫画/アニメ



* by * 20:59 * コミック * comments(0) * trackbacks(0) *
ロバート・ゴダード【謀略の都】
謀略の都(上) 1919年三部作 1 (講談社文庫)
ロバート・ゴダード 講談社 (2017-01-13)売り上げランキング: 41,025

謀略の都(下) 1919年三部作 1 (講談社文庫)
ロバート・ゴダード 講談社 (2017-01-13)売り上げランキング: 73,340



 第一次世界大戦後、講和条約締結の協議を行っているなか、イギリスの外交官が死亡した。
 事故死といわれたが、彼の息子は真相究明にのりだす。
 
 貴族の次男坊で、もと陸軍パイロットという経歴が生きてます。でもって、ジェイムズ・マクステッドで、マックスと呼ばれてるっていうのも、上手い。
 あと周りのキャラもしぶいです。
 さすが、ゴダード。

 で、死の真相を知る過程で、マックスはドイツの伝説的スパイの存在を知るのだが…。
 この辺から、話は急展開ですよ。
 
 1919年三部作ってなっていたので、続くんだろうと思ってはいたけれど、こういう展開になろうとは。
 とはいえ、こうもっていきたい、っていうのがちょっと無理矢理かなって思わないでもない。
 まぁ、話の本筋かと思っていたことが、実は添え物だったってことはあることではあるのだけど。それはそれで、もうちょっとコントラストが欲しかったような。
 
 ともあれ、次作が楽しみ。





JUGEMテーマ:読書



* by * 20:55 * ミステリー(翻訳) * comments(0) * trackbacks(0) *
北森鴻 浅野里沙子【邪馬台 蓮丈那智フィールドファイルIV 】
邪馬台: 蓮丈那智フィールドファイルIV (新潮文庫)
北森 鴻 浅野 里沙子 新潮社 (2014-01-29)売り上げランキング: 154,252



 未完の遺作を、パートナーが完成した作品。
 うーん。
 那智とミクニのパワーバランスがちょっとな。
 まぁそこのところは、本筋とは関係ないんだろうけど。

 で、邪馬台国は?って話。
 今更邪馬台国、って感じはあったのだけど、さすが北森鴻は目の付け所が違う。
 感心しきりなのであった。
 
 にしても、わけのわからない、ってことの恐ろしいこと。
 というか、わからさないようにされているものに対峙することの恐怖か。
 <故意に隠す>ということは、もうそれだけで負の領域におかれるということなのかもしれない。

 面白かった。




JUGEMテーマ:読書



* by * 20:53 * ミステリー(邦人) * comments(0) * trackbacks(0) *
DVD【スーパーナチュラル 10 SUPERNATURAL X 】
スーパーナチュラル<テン> セット1(6枚組) [DVD]
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2016-09-16)売り上げランキング: 5,898

スーパーナチュラル<テン> セット2(6枚組) [DVD]
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2016-09-16)売り上げランキング: 7,425



 前のシリーズの最後に、わああってなっていたディーンは、原始の剣のおかげ(?)で復活ですよ。
 悪魔になって…。

 まぁ、相変わらず、次から次へとネタを絞り出してくるねって感じ。
 で、前半は、ディーンとクラウリーの弥次喜多道中っぽいのり。ま、サムがなんとかするんだけど。その後、カインの刻印を消すために…。
 すっかり人間くさくなったクラウリーが、なんだかかわいそうなのである。
 うん、人間性を取り戻したからこそ、傷つくよね。
 傷は、人間であることの象徴なのか?

 キャスも恩恵を取り戻し…。
 
 で、なんとか無事に収まるものは収まるところに収まったかと思ったら、次なる試練が。
 まぁ、このシリーズだからね。
 なんか、シーズン13まで決まってるそうだから、まだまだ兄弟に平穏は訪れないらしい。

 しかし、チャーリーに対する仕打ちはちょっと許せん。
 ものすごくいいキャラだったのに。
 なんでだよ。
 って、役者の都合なのか??
 
 海外ドラマって、そういう大人の事情がちょいちょい出てきて、ちょっとうへるときがある。


JUGEMテーマ:映画



* by * 20:50 * DVD * comments(0) * trackbacks(0) *
西尾維新【結物語】
結物語 (講談社BOX)
結物語 (講談社BOX)
posted with amazlet at 17.01.28
西尾 維新 VOFAN 講談社 売り上げランキング: 76


 「100パーセント趣味で書かれた将来」

 って、箱にはってるぐらいなので。
 大学卒業した暦が語る物語。
 相変わらず、怪異がそばにあります。つか、それか、そこに就職ですか? しかも、その試験受かって。
 と、色々驚愕。

 まあそれでも無事に大学卒業できてよかったね、って思ってたら、暦くんをうちのめす一言。
 いやあ、ひどい。
 維新センセ、ひどすぎるww

 新キャラも色々いますが、なじみもでてきます。
 で、羽川がすごいことになっていて…。

 思えば、彼女は<否定>の人だったなと思うのである。
 決め台詞の「何でもは知らない。知ってることだけ知っている」ってまず、否定からはいるものね。
 「それはたまたま知っていただけよ、何でもは知らないわ」っていう風なものの言い方をする子だったら、猫やら虎にとらわれることなく、混乱する世界におりたつこともなく、わりと普通に生きることができたかもしれない。それこそ、普通に結婚して普通に子育てして、「おかあさんは、高校の頃すごい秀才だったのよ」なんて子供に言ってるような日常があったかもしれない。
 が、それを彼女は否定する。
 
 結局、そういうところが、暦が羽川じゃなくてひたぎを選んだ理由なんじゃないかと思うのである。
 
 で、なんだかんだと純真なひたぎは…。
 いやあ、可愛いです。
 も、安定の可愛さ。

 これも時期にアニメ化するんだろうけど、その際新キャラは、とんでもない大物をもってきていただけると色々楽しいと思うのだけどww
 無理か…。










JUGEMテーマ:読書



* by * 21:47 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
波津彬子【幻想綺帖 二 『玉藻の前』】
幻想綺帖 二 『玉藻の前』 (朝日コミック文庫)
波津彬子 岡本綺堂 朝日新聞出版 売り上げランキング: 7,809


 岡本綺堂の「玉藻の前」の漫画化。
 いわゆる九尾のキツネから殺生石につながっていく話。

 で、まずしい家の娘が、キツネにつかれて、のしあがっていく話なんだけど。
 つか、今の観点でいくとキツネだろうがなんだろうが、自分の美貌と才覚を最大限に利用して登って行こうとする女の話になるのだろう。が、それが<悪>になる時代に書かれた話ってことろがみそか。 
 
 うん。岡本綺堂の時代は男尊女卑的な、自立する女は全て悪みたいな、価値観が根底にあったのだろう。
 が、今はそれとはまた違う価値観が生まれている。

 綺堂の雰囲気とかイメージを崩さず、でも今日的な価値観で描かれているのだと思うのだけど。
 
 ともあれ、いつの時代であろうと女の子は、ぼんやり<女の子>をやってることはできないのだ。




 

JUGEMテーマ:漫画/アニメ



* by * 20:33 * コミック * comments(0) * trackbacks(0) *
恩田陸【蜂蜜と遠雷】
蜜蜂と遠雷
蜜蜂と遠雷
posted with amazlet at 17.02.15
恩田 陸 幻冬舎 (2016-09-23)売り上げランキング: 69


 NHKのドラマ「六番目の小夜子」を見て、原作買った以来の恩田陸ファンである。
 が、「六番目の小夜子」は単行本で買ったけど、あとは文庫本ばっかりで、恩田氏に申し訳ないファンなのである。
 が、しかし、この度めでたく<直木賞>を受賞されたので、単行本を買った。
 (某ネット書店、最初注文したら7〜12日かかるになって、そのあと<キャンセル>って連絡がきた。がその日にそのネット書店みたら24時間発送になっていた。解せん。が、しかし、割引クーポンがあったから注文しなおして買ったんだけどさぁ)

 で、ピアノコンクールを舞台にした、群像劇。
 うん。天才肌の3人が主人公っぽいけど(特にタイトルの所以であろう16歳の天然少年とか)やっぱり群像劇なのだと思う。ゆえに、ちょい薄い。
 広く浅くになった感がいなめない。
 まぁ、それはそれで仕方ないというか、それ以上深くなるともう物語として成立しないと思う。
 そういう意味では、ぎりぎりのバランスで成り立っているとも思うのである。

 で、以前、某ピアニストを探偵役にしたミステリーを<るるぶ>のようだと書いたことがあるけど、まさに対極。
音楽は理屈じゃない感性であると、全力で訴えてくる。
 共感できる部分も多かったけど、それって私がピアノをやってきてるからだからじゃないのかな、っていう不安はある。つまり、一般には不変ではないのかもしれない。
 ともあれ、妙なところで自分自身を振り返る小説だった。

 なんか、続編とかありそうなんだけど…。
 塵くんは、あっさりピアノやめてそうなんだよね。もしくは、夭逝しちゃうとか。
 でもって音楽界で「風間塵以前、以後」なんて区分されてしまったりするのかもしれない。
 そうなりそうな気配で、彼はギフトじゃなくて厄災なんじゃないかなと、私は思った。

 と、練習しなきゃ、って思いましたww
 も、それだけでこれは小説としてものすごいことになってるよね。






JUGEMテーマ:読書



* by * 21:07 * 文学ww邦人 * comments(0) * trackbacks(0) *
ジェフリー・ディーヴァー【シャドウ・ストーカー】
シャドウ・ストーカー 上 (文春文庫)
ジェフリー ディーヴァー 文藝春秋 (2016-11-10)売り上げランキング: 30,466

シャドウ・ストーカー 下 (文春文庫)
ジェフリー ディーヴァー 文藝春秋 (2016-11-10)売り上げランキング: 30,282



 キャサリン・ダンスシリーズ。
 人気歌手に付きまとうストーカー。そして殺人事件がおこる。
 
 歌手ケイリーの友人としてそこにいて、捜査に加わることになったダンス。
 なんか、警察社会って閉塞しているよね、って思うのはまぁ、お決まりのパターンなんでしょうね。

 話は、二転三転していき…。
 ただでさえ、転がっていっているのに登場人物の過去とか思惑とかが、交錯するので完全に五里霧中。
 ま、これがディーヴァーの醍醐味なんだけど。

 ケイリーの歌というか歌詞が重要なアイテムになるのだけど、ディーヴァーが書いてるそうな。
 すごいな。
 
 ついでに、ライムも出てきて…。
 まるでオールスターゲームのようでした。
 
 面白かった。





JUGEMテーマ:読書



* by * 21:03 * ミステリー(翻訳) * comments(0) * trackbacks(0) *
ピアノスタイル 編【本当に役立つ! ピアノ練習法74】
本当に役立つ! ピアノ練習法74 17人の指導者が実践する最強のトレーニング (CD付き) (ピアノスタイル)
荒尾 岳児 伊賀 あゆみ 石井 愛二 稲岡 千架 上野 可那子 奥野 英子 黒岩 祐子 末永 匡 角 聖子 高木 ちほ 丹内 真弓 まついえつこ 松本 望 真仲 礼子 諸橋 玲奈 村上 隆 吉田 千佳子 リットーミュージック 売り上げランキング: 17,992


 いろんな人がやってる(?)練習法、とか指導法。

 この手のやつは、いろいろ出てるのだけどこれが一番役に立ったように思う。
 ようするに、誰かの一方的なものではなく、多方面からっていうのがよかったのだろう。
 うん。指の基礎的なことにしても、これとこれって結局同じことなんじゃないの?ってことをやり方を変えて出しているので、むしろそれの本質がわかる。

 ま、本番前には湯船の指をつけるな、とか、ちょっと???なものもないわけじゃないけどね。
 でも、それも人によっては、そういう感じ方をするんだ、って新たな認識を生むってことでは、貴重だったと思う。
 
 続も出てるそうなので、購入予定。
 あ、ただ付属のCD(あんまり必要ないと思うけど)を表紙の次のページにはりつけるのは、やめてほしいな。
 本が開きにくいから。
 あんまりなんで、そのページ切り取っちゃったよww




JUGEMテーマ:読書



* by * 21:00 * 音楽 * comments(0) * trackbacks(0) *
波津彬子【幻想綺帖 一】
幻想綺帖 一 (朝日コミック文庫)
波津彬子 朝日新聞出版 売り上げランキング: 1,848


 幻想文学を漫画化した小品集。

 いやあ、波津氏の美麗絵で読めるという至福。

 そしてやっぱり「山月記」大好きです。
 あのやるせない切なさ。うん、あれはやるせなさの話だと思うんだけど、そこんとこがすごく出ていたと思う。
 
 あと、サキは面白いな。
 もっと再評価されてもいいとおもうのだけど。

 そんなこんなで、こういう感じのアンソロジーを読みたいなと思うのである。
 昔、ハヤカワででてた、年ごとのイギリスミステリーの短編集、またやんないかなぁ。


JUGEMテーマ:漫画/アニメ



* by * 20:58 * コミック * comments(0) * trackbacks(0) *
***
Google




芭蕉を偲びて ←いちおしです。
friends
**Ciel Bleu**
最強読書サイトです。

にほんブログ村 本ブログへ



Search
Material by web*citron
* TOP * >>
New Entry
Recent Trackback
Recent Comment
Link
Category
Archive
Calendar
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>
Profile
Others

* TOP * >>