*読書記録*

読書記録、日々徒然。映画&ゲームもあります。
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DVD【ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン4 -4】
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 第7話「アバターの正体」
 第8話「愛情の値段」


 「アバターの正体」
 男が突き落とされたビルの屋上には、不思議なものがおいてあった。
 ネトゲが、リアルで宝探しってことになって、それをめぐっての殺人事件です。

 いやあ、世界中ネトゲ廃人っているもんだ。
 でもって、チャーリーの知らないところでアニタがネトゲをやってて、それにかーなーり嫉妬してるチャーリー。
 器が小さいぞww
 
 あ、チャーリーの本は売れてて、人気者です。
 と、ラリーもゼミに復帰することになりました。

 個々として変らないとしても、その環境が変わっていくことで、結局は変っていくんでしょうかねぇ。
 つか、チャーリーはさっさとアニタと結婚すればいいと思うんだが。

 事件は、アニタの力によって、解決する。
 まぁ、彼女を危険な目にあわせたことで、チャーリーは激怒してましたけどね。でも、あの状況じゃ、アニタはああいうだろうしな。ちょっと、チャーリーの独占欲が気になってきたよ。

 
 「愛情の値段」
 富豪の娘が誘拐される。
 捜査にのりだすものの、娘への愛情が感じられない父親の態度にいらつくメーガン。
 
 ストックホルム症候群かと思ったら、もっと黒かった。
 結局のところ、似たような父親と娘だったんだよなぁ。
 
 ともあれ、娘の行動によって犯人の目的がわからずに迷走する捜査に、チャーリーの数学が光を当てるって感じでした。いつものことだけどww

 メーガンもこの事件によって自分を見つめ直すことになって…。
 案外、メーガンとテリーの方が先に結婚しちゃうかな??





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* by * 21:28 * DVD * comments(0) * trackbacks(0) *
DVD【ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン4 -3】
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 第5話「ロビンフットの誘導」
 第6話「守りきれなかった命」


 「ロビンフットの誘導」
 貸金庫業をやっている銀行に強盗がはいった。
 プライバシーを一番にしている銀行で、被害がどういうものかさえわからない。

 ってことで、行動学で犯人の動きを割り出して、破られた金庫を見つけますよ。

 が、そこは導入で、結局巨悪を断つって感じになって…。
 犯罪者として逮捕するとういうことの、ハードルの高さを訴えたような回かな。
 犯人が、切なかったですわ。

 と、チャーリーはアニタの両親に会うかもって展開になってきましたよ。
 も、さっさと結婚すればいいのにね、って思ってるんですけど、このへんはアメリカ人との感覚の違いなのかな。


 「守りきれなかった命」
 ドンとデートした女性が、帰宅後殺される。
 彼女は、保護プログラムで守られている女性で、犯人は彼女の夫がはいっていた組織のものではないかと思われた。

 自分がデートしたせいで彼女が殺されることになったのではないかと苦悩するドン。
 そして、行動のツリープログラムを作って、兄の罪悪感を払しょくすようとするチャーリー。
 数学的に分析されて、間違ってないよっていわれてもなぁと思うんだけど、まぁ、チャーリーだからなぁ。

 結局内部に通じてるものがいるってことになって、疑心暗鬼二転三転していく。
 こういう時の盛り上げ方は、アメリカのテレビドラマはやたら上手いっすよね。

 殺された女性の子供と、ドンの交流に心癒された。










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* by * 20:59 * DVD * comments(0) * trackbacks(0) *
三上延【ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 】
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 古書をめぐるミステリーの2作目。
 前作で、絵にかいたようなヒロインでありながら結構黒いと思ってた栞子さんは、やっぱり黒かった。
 というか、この黒さがむしろ魅力。

 そう、天然であったり無邪気、そして聡明というだけでは、本の魅力は語れないのだと思う。本のもつ毒とか魔力とか、そういうものを語るためには、あえて物事をフクザツにしてみたり、いい人であるように見せながら希少本を手にいれてみたり、そういう策略が必要なのだ。
 そういうことをしてしまうほどに、本は魅力的であり、その魔力に栞子も、そしてその母親もとりつかれているのだ思う。

 栞子と、同じような容姿をして、同じように本に対しての洞察があったという失踪した母親。
 この先のキーパーソンになってくるんだろうなぁ。

 ともあれ、2の方がすごく面白かったです。
 ベストセラーになったもの、納得。







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* by * 20:41 * ミステリー(邦人) * comments(0) * trackbacks(0) *
成田良悟【バッカーノ!1932‐Summer―man in the killer】
バッカーノ!1932‐Summer―man in the killer (電撃文庫)
成田 良悟
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 NYに連続殺人鬼が現れる。
 死にたがる少年は不死者に出会い、死を恐れる新聞記者は殺人鬼にであう。

 少年が出会ったのが不死者でも、スマイルジャンキーのエルマーなので思わず「気の毒に」とつぶやいてしまった。
 案の定、エルマーに振り回され振り回され、結局連続殺人の一件も振り回され、目が回って、気が付いたら全てが終わっていたって感じの作品。

 結構、ミステリーっぽいです。
 うん、犯人は誰なのかっていう謎解きも楽しめる。
 
 …作者は、エルマーにどういう役目をさせるつもりなんだろうか?
 ただの傍観者という域は超えてしまっている。かといって、物語を引っ張っていく人物でもないし、ラスボスでもなさそう。
 うむ。
 リバーシーの最大のコマなんだろうか。ラスボスでもないけど、いざという時に全てを反転させる、そういう力を秘めてる、持たされているような気がしてならない。

 にしても、随分前に読んだんだけど、なぜ感想あげるの忘れてたんだろう??
 なぞだ…







 
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* by * 10:08 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
成田良悟【バッカーノ!1711―Whitesmile】
バッカーノ!1711―Whitesmile (電撃文庫)
成田 良悟 アスキー・メディアワークス (2011-12-10)売り上げランキング: 2344


 アドウェナ・アウィス号はついに海にでる。
 不死者誕生秘話の最終章。

 船に乗ることになった面々が、それぞれ思惑があり、偶然があって、という展開はまさにエンターテイメント。
 が、しかし、全体を悪意が覆っている感がいなめない。
 
 それも、ねじれて歪んだ悪意たちだ。
 恋人を失ったヒューイの悪意が、一番直球のように感じるのだからどれだけねじれているんだ。そもそも、そのヒューイの悪意ですら、歪んだ形でしか表にでていないのに。
 おかげで、エルマーの「笑顔が見たい」という、異様ではあるけれど悪意はないはずの気持ちですら、結局は悪意から発生しているのではないかと思ったぐらいだ。

 そして、今まで名前はでてきても存在が薄かったフェルメートが、明確な悪意として姿を現す。
 のちにチェスに喰われたはずなのに、そうでもないらしいので、この先の展開の重要人物なんだろうなぁ。

 にしても、この1700年代の話と1930年代の話で、変った人間もいれば変わらずにいる人間もいて、結局人は<個>では成り立たないのだろうなと思うのである。
 変らずにいるということもまた、<他者>の影響を受けずにはいられない、影響を受けてなおかつ揺るがずにいる強さというか頑固さが決意であり、異様さなのだと思うのである。

 …しかし、結局不死者ってすごい多いんですけど。
 大丈夫なんすかねww







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* by * 09:44 * ファンタジー * comments(0) * trackbacks(0) *
恩田陸【不連続の世界】
不連続の世界 (幻冬舎文庫)
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「月の裏側」の塚崎多聞を主人公にした短編集。

 *木守り男
 *悪魔を憐れむ歌
 *幻影キネマ
 *砂丘ピクニック
 *夜明けのガスパール

 「月の裏側」もそうだったけど、多聞は<信用のならない語り手>なのだ。
 と、わかってて読んでるのに、やっぱりなんかぬらりくらりと妙な所につれていかれる。

 そう。この短編集の感触は、どこかに着地するのではなく、流されるというのが近い。しかも流れ着く先については、作者も「知らないよ」っていってる感じがする。
 結局は、多聞がどこか他人を寄せ付けないところがあるからなのだろう。
 故に、シンクロを覚えない。
 かといって、他の人物にシンパシーを覚えるわけでもない。

 切断された個の思いだからこそ、不連続なのかと、思った次第である。

 でも、「夜明けのバスパール」のオチは、ちょっとないなと思った。
 まぁ、多聞というキャラクターを決定づけるものではあるんだけどね。







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* by * 21:15 * ミステリー(邦人) * comments(0) * trackbacks(0) *
スティーブン・キング【不眠症】
不眠症〈上〉 (文春文庫)
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不眠症〈下〉 (文春文庫)
スティーヴン キング 文藝春秋 (2011-10-07)売り上げランキング: 51163



 妻の死後、不眠症になった老人ラルフ。
 それは、未知な世界への導きだった。

 日常が、じわじわと崩れて行く恐怖から始まって、キングらしい観念的な恐怖になり、そしてびっくりの冒険活劇になる物語。
 でも、終わりは、とてもキングらしい。
 
 ある意味、とてもキング的で、キングらしい作品といえると思う。

 にしても、主人公を老人にもってくるあたりが、心ににくい。
 でもって、彼が老人であるがゆえに、あの結末なのかと思うと、切ないのである。
 
 想いは、個で終わるものではない。
 きっと、それは誰かを揺らし、伝わっていくものなのではないだろうか。

 そうやって、人間たちはたくさんの個が重なりあり、絡み合って、一つに大きな文様を描いていくのだろう。
 
 そういう命の永遠性を感じられる作品だった。
 やっぱ、キングは面白いです。






* by * 20:53 * ホラー(翻訳) * comments(0) * trackbacks(0) *
三上延【ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち】
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
三上 延 アスキーメディアワークス (2011-03-25)売り上げランキング: 77


 鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を舞台にした、古書をめぐるミステリー。
 
 本の雑誌が選ぶ文庫ベスト10で1位になった等、ラノベというジャンルを超えて2011年を代表するヒット作になった作品。

 で、私が感じたのは<不安定さ>だった。
 妙なめぐり合わせで古書堂で働くことになった主人公に、骨折で入院中の浮世離れした美しい店主。ライトノベルとしていかにもありそうなキャラなのに、扱ってるのは古書で、本にまつわる因縁を店主が安楽椅子探偵よろしくひもといていく。
 それは物語として、とても面白かったのだけど、なんか違和感がぬぐえない。

 で、気づいた。
 部類の本好きとして描かれている店主、栞子さんなんだが、彼女は本を語る時、その出版の経緯を語っても中身は語らない。いや、文章をまるっと覚えていたりするところがあったりするので、中身を語ってないわけじゃない。がそれは本を語ることとは違うだろうと思うのだ。
 それを読んで自分はどう感じたか、どこに共感したか、そういうことが本を語ることじゃないのだろうか。
  
 って、そこに落とし穴があることに気づく。
 確かに栞子さんは「本」を語っていて、作品を語ってはいないのだ。

 そういうところが<不安定>の所以なのかもしれない。
 
 と、古書としてやりとりされると、作者に印税がはいらないことに対する作者のひそかなアンチテーゼであるのかもしれないと思った。
 うん。
 自分を骨折させた相手に対しての栞子さんの潔さというか、ある種の残酷さを見て、そう思った。







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* by * 20:48 * ミステリー(邦人) * comments(0) * trackbacks(0) *
大石圭【黒百合の雫 】
黒百合の雫 (幻冬舎アウトロー文庫)
大石 圭 幻冬舎 (2011-12-06)売り上げランキング: 10067


 ますます「好きな作家です」と紹介しずらくなっていく大石圭なのであったww
 どうか、このまま背徳の道を突き進んでいってください。

 女同士の恋人たちの別れの夜の話。
 大石圭だけど、今回はグロはなしです。
 でも、絡みが人によってはグロく感じるかもね。

 女同士であるという特異性はあるけど、そこに重きがあるようで、実はない。
 結局のところ、好きあって一緒に暮らしていても自我を変えることができなかった二人の破綻なのだろう。
 
 物語は、二人それぞれの視点で語られる。
 そうやって二人は、自己の空虚を語っているのだとも思った。

 読後が意外なほどさわやかで、ちょっと驚愕。
 大石圭なのに…ww





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* by * 21:08 * 文学ww邦人 * comments(0) * trackbacks(0) *
今市子【百鬼夜行抄12 】


 相変わらず妖怪につきまとわれている飯嶋家の人々。
 律と、その父としていた青嵐の話がメイン、かな。

 人間と使い魔、といえば「夏目友人帳」の夏目とニャンコ先生が思い浮かぶのだから、律と青嵐の関係はもっとクールだ。なのに、そこに<情>が存在する。
 多分そこが、身寄りもなく周りに理解されることなく孤独に育った夏目と、青嵐の形骸であるにしても父親は存在し、母も、従兄弟たちもいて健やかに育った律との差なのだろう。
 だから、青嵐は人間に近づくしかなく、それに煩悶する。
 
 妖怪だろうが、人間だろうが、結局はその存在の有無は廻りに縛られる、要約されるものなのであろう。

 存在する以上<存在理由>を求めないでいられない、命というものは、結局のところ切ないのである。





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* by * 21:43 * コミック * comments(0) * trackbacks(0) *
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